松井 引退も選択肢に…来季去就は「まだ決めてない」

[ 2012年10月3日 06:00 ]

去就は「まだ決めていない」と語った松井秀喜

 レイズからFAとなった松井秀喜外野手(38)がニューヨーク市内で「まだ決めていない」と話し、来季の去就についての決断を下していないことを強調した。4月30日にレ軍とマイナー契約し、8月1日に自由契約。約3カ月の短い今季を終えた。メジャーで34、マイナーで13が全出場試合だった。

 プレーを離れて2カ月がたち、スラッガーの決断が注目される。米国での現役続行、日本球界復帰、現役引退の3つ全てが依然として選択肢として残っているという。

 引退の危機にあることは契約チームがないままシーズンに突入した今春から自覚しており、可能性として口にする。今季は米国でのプレーにこだわりマイナーからメジャーに昇格したが、米国に残れば来季はより厳しい立場に置かれる。レ軍から戦力外を通告された7月下旬に日本の複数球団が契約を打診。古巣の巨人やDeNAなどが継続的に調査を進めている。

 現在はバットを握らずトレーニングのみ続けている。「時期が来れば決断する。その時自分がどう感じるか」と静かに話した。

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2012年10月3日のニュース