オリックス・北川が引退発表「18年間も野球ができて幸せ」

[ 2012年10月3日 17:03 ]

 オリックスは3日、北川博敏内野手(40)が今季限りで現役を引退すると発表した。7日に行われる西武との本拠地最終戦(京セラドーム大阪、午後1時)の試合後に引退セレモニーを行う。

 北川は大宮東、日大を経て1994年ドラフト2位で阪神入り。1年目にジュニアオールスターでMVPを獲得するなど、打力のある捕手として期待されたが、2001年、近鉄に移籍。同年9月のオリックス戦で代打逆転サヨナラ満塁本塁打を放ち、チームは12年ぶり4度目のパ・リーグ優勝を決めた。07、08年はオリックスの選手会長。今季はここまで58試合の出場にとどまり、打率2割2分1厘、10打点、1本塁打。

 北川は同日、自身のブログを更新。「今シーズンをもちまして引退する事にしました。まだまだ!と思うも限界を感じてたのも事実です。でも何のタイトルも取ってない私がこのプロの世界で18年間も野球が出来た事が何よりの幸せです。好きな野球をここまで続けてこれた事に満足しています」とつづっている。

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