西武戦力外…マイケルは豪州帰国へ、引退の大島「幸せだった」

[ 2012年10月3日 06:00 ]

神妙な表情で引退を発表する西武・マイケル

 プロ野球は2日、巨人、中日、阪神、西武など8球団が戦力外となった選手を発表した。来季の構想から外れた西武のマイケル投手(36)、大島裕行外野手(31)、ヤクルトの福川将和捕手(35)は現役引退を決断。阪神は、10年オフにロッテからFA宣言し、2年契約で移籍してきた小林宏投手(34)=本名小林宏之=に来季の契約を結ばないことを通告した。

 日本ハム時代の06年に最多セーブのタイトルを獲得した西武・マイケルは現役を引退する。日本では通算104セーブをマークしたが、今季は17試合で0勝3敗1セーブだった。今後はオーストラリアに帰国し、ゆっくり休むという右腕は「06年日本シリーズで最後のマウンドに立っていたことは一生の思い出」と話した。同じく来季の構想から外れ、引退する大島は「今までの全てが思い出。幸せだった」と13年間を振り返った。

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2012年10月3日のニュース