西武 4年ぶりV奪回ならず 浅村が痛恨の2失策

[ 2012年10月3日 06:00 ]

<西・ロ>ロッテに敗れたことで日本ハムの優勝が決まり、肩を落として引き揚げる西武・渡辺監督

パ・リーグ 西武3-5ロッテ

(10月2日 西武D)
 西武の4年ぶりのリーグ優勝はならなかった。6、7回は二塁手の浅村が失策を続けて失点するなど、守備のミスも出て痛恨の連敗。渡辺監督は「こういう形で(日本ハムの)優勝が決まるのもね…」と悔しさをにじませながらも、失策については「使っている監督が悪い」と責任をかぶった。

 負けられない一戦で、左脇腹痛を抱える中島が3戦連続で欠場。3点は全てソロ本塁打と打線のつながりを欠いた。3点を追う9回に意地の26号ソロを放った中村も「執念の一発?別に…1位になれなかったのは悔しい」と唇をかんだ。

 一時は首位から最大11ゲーム離されながらも、怒とうの巻き返しで、し烈な優勝争いを展開した。悔しさを晴らす舞台は残っている。「選手は一生懸命やった。切り替えて目標を設定していく」と指揮官。本拠地でCSを戦うためにも、残り4試合で2位を死守する。

 ▼西武・石井(5回1/3を4失点。登板機会がないため、3日に出場選手登録抹消)ここ3試合くらい同じような点数の取られ方をしてしまった。(CSへ)しっかり調整していきたい。

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2012年10月3日のニュース