得点力不足解消されず、エースは一発病…ロッテの無念の“終戦”

[ 2012年10月3日 22:29 ]

クライマックスシリーズ進出の可能性が消滅し、肩を落とすロッテナイン

パ・リーグ ロッテ1―2オリックス

(10月3日 京セラD)
 ロッテは今江の6号ソロで先制しながら7回に同点に追いつかれ、延長10回サヨナラ負け。わずかに残っていたクライマックスシリーズ(CS)進出の望みは完全に消滅した。

 2年連続のBクラスが確定。7月下旬までは首位を走っていたが、後半に失速して無念の“終戦”を迎えた西村監督は「選手は負けるつもりはない。一生懸命やってくれている」とナインをかばったが、その表情には悔しさがにじみ出ていた。

 打線が3回以降、わずか3安打で無得点。失速の要因となった得点力不足は最後まで解消されることはなかった。エース成瀬も7回に大引に同点ソロを被弾。またも“一発病”に泣いた。「1試合1試合、やるしかない」指揮官の言葉がむなしく響いた。

続きを表示

2012年10月3日のニュース