大田 初の開幕1軍入り!右の代打候補に抜てき

[ 2012年3月28日 06:00 ]

<巨・西>6回、大田は、右中間へ二塁打を放つ

イースタン・リーグ 巨人 6―5 西武

(3月27日 ジャイアンツ)
 巨人・大田がプロ4年目で初の開幕1軍入りを決めた。26日のマリナーズ戦(東京ドーム)で左足甲を負傷した矢野が万全ではないため、右の代打候補として抜てき。この日はイースタン・リーグ、西武戦(ジャイアンツ球場)に5番・中堅で調整出場。菊池から右越え本塁打を放つなど2本の長打で、好調をアピールした。

 「上(1軍)にいるだけではダメ。結果を出さないと。1年間通していられるという保証もない。危機感を持ってやる」。昨季新人王の牧田からも右中間二塁打した右の大砲候補は、表情を引き締め直した。

 オープン戦は17試合で打率・086だったが、20日のヤクルト戦(甲府)で初本塁打を放ち、最大の魅力である長打力を示した。加えて今季は内野から外野へ本格的に転向。「脚力と肩の力は素晴らしい。躍動感がある」と原監督は打撃以外の成長も評価する。

 28日も2軍の西武戦(ジャイアンツ球場)に出場して試合勘を磨く。「結果を出して、自信持って開幕を迎えられるようにやります」。まずは途中出場での一振りに懸けることになるが、ここがスタートライン。勝負の4年目、大きなチャンスを手にした。

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2012年3月28日のニュース