おかわり君と石井一が手術へ…復帰までは2カ月

[ 2010年6月17日 06:00 ]

右ひじの手術を受けることを決めた西武・中村

 西武は16日、中村剛也内野手(26)と石井一久投手(36)が、来週中に手術を受けることを発表した。中村は横浜市内の病院で右ひじの遊離軟骨除去、石井一は都内病院で左足三角骨を削るもので、復帰まではともに約2カ月を要する見込みだ。

 右ひじに慢性的な痛みを抱えていた中村は、6月に入り症状が悪化。10日に出場選手登録を抹消された。当初は安静にして痛みが引くのを待つ構えだったが、回復の兆しがないことから手術を決断。16日、軽めのトレーニングを行った中村は「2カ月で戻るイメージでいます」とした上で、3年連続本塁打王のタイトルは絶望的となることには「別にいいでしょ」と完治を優先させることを強調した。
 渡辺監督は両選手について「今のままやっても良くならないから。シーズン中に間に合わせるようにリハビリをやってくると思う」と早期復帰を願った。リーグ首位を走るチームにとって、4番打者とローテーション投手を欠く非常事態。苦しい戦いを強いられることになる。

続きを表示

2010年6月17日のニュース