守備復帰が注目される金本「肩と相談しないと…」

[ 2010年6月17日 17:18 ]

 18日にレギュラーシーズン再開を迎える阪神の最大の注目点は、フルイニング出場が途切れて以降、一度も守備に就いていない金本がいつ左翼への復帰を果たすかだ。

 右肩痛の影響で記録が4月18日にストップして2カ月がたつ。リーグ戦では代打での出場が続き、交流戦ではパ・リーグの本拠地で指名打者として先発した。4月17日の時点で打率1割6分7厘と苦しんでいた打撃も交流戦に限れば、3割2分1厘と復調傾向にある。和田打撃コーチも「バッティングの調子は問題ない」と太鼓判を押している。

 問題は守備。練習ではこれまでキャッチボールや、フリー打撃の打球を捕る、追うことなどが主な内容だった。17日には甲子園球場での全体練習でシートノックは回避したものの、外野ノックに参加。徐々にではあるが、段階は上がってきている。

 15日には会見で、守備への復帰について「こればっかりは肩と相談しないと分からない。僕はもう一日も早く、一試合でも早く、明日にでも守備に就きたいんですけどね」と意欲を隠さなかったが「まあもう少し時間がかかるかなとは思うんですけどね」とも。

 練習メニューと発言を照らし合わせれば、リーグ戦再開後すぐに、というのは考えにくそう。金本が左翼でファンに再び背番号6を披露するのはいつになるか―。

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2010年6月17日のニュース