パ・リーグ交流戦貯金22 全12球団監督は…

[ 2010年6月17日 06:00 ]

 今季交流戦は全日程を終了し、1~6位を独占したパが81勝59敗4分けの貯金22。過去の最多勝ち越しは07年パの8で、これを大きく上回った。

 個人成績では多村(ソ)が交流戦歴代最高の打率・415、同僚・和田は最多タイの5勝をマーク。また、田中(日)の39安打と本多(ソ)の16盗塁は24試合制となった07年以降最多、山崎(楽)の11本塁打も24試合制では最多タイだった。パの選手の活躍が目立つ中、防御率部門でセの前田健(広)が1・05と孤軍奮闘した。

 ▼オリックス・岡田監督(16勝8敗) 選手の配置転換もして新たなスタートだった。いろいろな意味で収穫になった。選手も相当(自信を)つかんでいると思う。
 ▼西武・渡辺監督(14勝10敗) 最後の3つを落として優勝を逃した。全体的に見れば貯金4は大きいけど、もったいなかったと感じている。
 ▼ソフトバンク・秋山監督(13勝10敗1分け) パ・リーグ全部が調子良いからその中で離されずについていけたことが良かった。これから先が大事だから、いい流れでいきたい。
 ▼ロッテ・西村監督(13勝10敗1分け) 交流戦は勝ち越したけど、欲を言えばもう少し勝てた。全体的に立て直さないと。先発は小野が戻って6人で回す。
 ▼楽天・ブラウン監督(13勝10敗1分け) 目標にしていた交流戦5割以上を達成できた。先発投手は試合をつくったし、打線も調子が出てきた。いい流れでリーグ戦を再開できる。
 ▼日本ハム・梨田監督(12勝11敗1分け) 雨で試合が伸びてしまい交流戦が終わった感じがいまひとつしない。パ・リーグはどのチームも勝率が高くて困ったものだよ。
 ▼巨人・原監督(12勝12敗) この時期に調子が上がらない選手が多かった。誇れる数字ではないが、次につながる成績で終わった。
 ▼阪神・真弓監督(11勝12敗1分け) 何とか勝ち越して終わりたかった。交流戦全体を通して大差での勝敗は少ない。接戦でミスが出て勝てなかったことがもったいなかった。
 ▼中日・落合監督(11勝13敗) ちょっとずつ選手の動きが良くなっているってだけ。まだまだこれから。
 ▼広島・野村監督(10勝12敗2分け) 勝ち越したかったが、派手さはなくても点を取る能力には手応えを感じた。あとは投手陣が頑張ること。
 ▼ヤクルト・小川監督代行(9勝14敗1分け) チーム状態が明らかに良くなった。新外国人の加入も刺激になった。今まで通り1試合1試合ベストのプレーを。
 ▼横浜・尾花監督(6勝18敗) パ・リーグはいい打線、いい投手が多い印象。去年よりも1つでも(勝利数を増やそう)と思ったがうまくいかなかった。
 

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2010年6月17日のニュース