快挙達成に涙の父「どえらい息子ですね」

[ 2010年6月17日 06:00 ]

<中・日>息子の快挙達成を球場で見守った岩瀬の父・富美夫さん

 【中日5―3日本ハム】中日・岩瀬の快挙達成の瞬間をスタンドから見守った両親は感激の面持ちだった。父・富美夫さん(61)は「チームのみんな、ファンの皆さまのおかげ。本当にいつできるか心配だった」と涙を浮かべ、母道代さん(59)は「感無量です」と喜んだ。富美夫さんは「どえらい息子ですね。とりあえずは“お疲れさまです”と言いたいです」とねぎらった。

 ▼ソフトバンク・王球団会長 常に準備を怠ることなくプレッシャーの中で投げないといけないだけに、監督の信頼を受けて7年もクローザーを務めていることは大したもの。1つの通過点としてさらにセーブ数を積み重ねていってください。
 ▼阪神・星野仙一SD 日本でもメジャーリーグでも、セットアッパーやクローザーで10年以上、大きな故障もなくやったトップ選手は多くはいない。私が中日監督の時にドラフトで指名したのだが、1年目のキャンプで初めてピッチングを見た時すぐに「後ろで使える!」と思ったのを覚えている。
 ▼中日・山本昌 最初から抑えなら400セーブぐらいいっている。彼に助けられたのは10回や20回じゃない。岩瀬がいたから200勝できたかもしれない。
 ▼ブレーブス・川上(1998~2008年中日在籍)僕も中日時代、32勝分も助けてもらった。救援に失敗した時は物凄く申し訳なさそうにされる方。だから、みんなから慕われる。きょうぐらいは偉大な自分の記録を喜んでください。
 ▼愛知大学野球部・桜井智章総監督 大学時代は1試合に3本塁打を打ったり、打者としての思い出が多い。まさかプロで抑えになって250セーブもするなんて。

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2010年6月17日のニュース