ヒーローの韓国4番は“誇らしげ”

[ 2009年3月9日 23:21 ]

 【WBC・韓国1―0日本】前の日本戦で大敗を喫し、母国では「国辱」とも騒がれた韓国が競り勝った。

 韓国選手にとっては雪辱をかけた特別な試合。先発の奉重根は金寅植監督に直接志願しての登板だった。7日に金広鉉がKOされた反省を生かし、緩急をつけた投球で5回1/3を無失点。「ぼくの強い意志を信じてくれた監督、コーチに感謝する」と熱い口調で話した。
 4回、最初に訪れた好機では4番の金泰均がきっちり適時打を放った。「日本の投手は内角攻めが多いことを意識していたのでいい結果が出せた」と誇らしげに言った。
 奉は「大敗し気分は沈んでいたがきょうは全員が一つの力になった。大きな意味を持つ試合」と言葉に力を込めた。金監督は「米国でも選手と一丸となって戦う」と2次ラウンドでの進撃を誓った。

続きを表示

2009年3月9日のニュース