ジョンソン監督「自分の仕事が楽でいい」

[ 2009年3月9日 15:55 ]

 【米国15-6ベネズエラ】本来ならこの時期の大リーガーは試合ごとに調整を積み重ねる段階。だから皆が皆、最高の状態ではない。それでも米国打線は強力だった。16安打で15点。大勝で2次ラウンド進出を決めた。

 1点を追う6回に集中力の高さを発揮した。先頭の4番ユーキリスが振り逃げで出塁したところから4長短打と3四球で一挙8点を奪った。同点となる押し出し四球を選んだデローサは「先に打つ選手のプレーぶりが後の打者へのメッセージになるんだ」。球数制限があり、投手が頻繁に変わる中での猛攻をそう説明した。
 十分な点差がつけば攻撃の手を緩めてもよさそうなものだが、打線はこの後も4点を加えた。勝利に貪欲な姿勢に、ジョンソン監督は「自分の仕事が楽でいい」と目を細めた。
 スター選手を擁しながら一体感を維持している。指揮官は「この集団はすごいチームになろうとしている」と評した。調子を上げながら、今度は11日にC組1位をかけた一戦に臨む。(共同)

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2009年3月9日のニュース