まずは費用調査から 本塁打ビデオ判定検討へ

[ 2009年3月9日 20:18 ]

 プロ野球の実行委員会は9日、本塁打の判定にビデオを導入することについて費用面などの調査に取り掛かることで合意した。日本プロ野球組織(NPB)の長谷川一雄コミッショナー事務局長は「費用がどれくらいかかるかを調べて各球団に提出する」と説明した。

 判定する装置や審判員の対応法など、導入へ向けては諸問題があるが、セ・リーグの理事会では今季中に試験導入する考えも示された。巨人の清武英利球団代表は「(セの理事会で)反対する人はいなかった。(球宴明けの)後半戦から試行できないかと思う」と話した。
 米大リーグは、昨年から本塁打のビデオ判定を採用。開催中のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも導入されている。

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2009年3月9日のニュース