「岡田彰布調査委員」プロ野球実行委決定

[ 2009年3月9日 20:21 ]

 プロ野球の実行委員会は9日、東京都内で開かれ、1月に発効した野球協約で新設された調査委員会の委員長に熊崎勝彦コミッショナー顧問(67)、委員に前阪神監督の岡田彰布(51)、弁護士の石塚久(66)の両氏の就任を決めた。

 調査委員会は日本プロ野球組織(NPB)内での紛争や協約違反などトラブルが起きた場合の調査を行い、処分案をコミッショナーに報告する。
 岡田氏は現役時代に労組・プロ野球選手会の会長を務めた経験があり、球団と選手間の関係などに詳しいことでのサポートを期待された。
 コミッショナー顧問に、元官房副長官の古川貞二郎(74)、キッコーマン会長の茂木友三郎(74)の両氏が加わることも決めた。

 ▼岡田彰布氏の話 以前から、こういう組織をつくって活動していく中で、現場のプロ野球経験者が入ってやっていかなければいけない、という考えを持っていた。重要な役割を務めさせていただくことになり、全力を尽くして仕事に臨みたい。

続きを表示

2009年3月9日のニュース