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【23卒必見】 体育会学生が迷う、就活のスタート時期

[ 2021年9月4日 12:00 ]

22卒生の就活が終盤を迎えていますが、コロナ禍での社会変化を23卒生も敏感に感じているのではないでしょうか。コロナ禍により部活の一部活動停止などはあるものの、体育会学生は部活に多くの時間を費やしています。3年生は各チームでも主力メンバーという状況で活動することになり、これまで以上に、より多くの時間を部活に費やすことになります。これから各競技とも秋季リーグ戦などが本格化するそんな状況の中、今後のキャリアを決めていくキッカケとなる就職活動が迫ってきます。部活も大切だけど、就活も心配・・・という体育会学生のみなさんが悩む、いつから就活をスタートしたらいいかについてアドバイスをさせて頂きます。

◆いつから就活は始めればいいの??
先輩などの経験から、就活が早期化しているということは聞いているかもしれません、わかってはいるけど、なかなか早期に考えて動くという体育会学生は少なく、シーズンオフになったら・・と当たり前のように部活に没頭し、結局、何の準備もできず就活の時期を迎える体育会学生が多いのではないでしょうか。しかし、一般学生は体育会学生が部活をしている間に、着々と準備を進めています。では、いつから始めればいいのですか?と聞こえてきそうですが、答えは単純です。早く(すぐに)準備を始めることです。部活があるので一度に多くの時間を割くことは難しいかもしれませんが、少しずつできることから始めるのがいいでしょう。

◆では、何をすればいいか?
すぐ始めると言われても何からすればいい?? という体育会学生は多いでしょう。一番簡単なのは先輩にどうしたかを聞くことですが、その先輩も先輩に聞いて行動したかもしれませんね。ということは思考が同じ方向になってしまう可能性が高くなります。それ自体悪いことではありませんが、早い時期では色々な情報や経験をした方が視野を広げる意味でもいいと思います。インターネットなどで興味のある業種の会社を調べてみる・部活がオフの時にONE DAYインターンやイベント等に参加してみるなど、できることはいくつもあります。ただ、その前に一番やってほしい事は「自己分析」です。自己分析は就活のために当然必要ですが、この就活の機会を利用して、今後の人生をどのように過ごすか、自分は本当に何をしたいのか?など、自分を見つめ直してほしいと思います。自己分析をしっかりとしない限り、自分にあった企業(仕事)というのはなかなか見つかりませんし、中途半端で就職をしてもミスマッチを起こす確率が高くなります。過去の経験を深堀して、自分はなぜその行動を起こしたのか?その経験から何を学んだのか、自分は何を大切にしているのか等を明確にしてほしいと思います。そして、それを人にうまく伝えられるように言語化できるようにすることが重要です。この「自己分析」はいつでもどこでも何度でもできます。自分で限られた時間を有効に使って、コツコツと準備する・できる人が最終的に成功する人だと思います。

◆さいごに
人間はどうしても楽な方へ流れてしまいがちです。部活やアルバイトを理由に、就活や自分の今後のキャリアについて考える作業を後回しにしてしまいます。体育会学生はこれまでに費やした時間の中で、部活や学校生活で学んだことなど、今後の人生において活かせる部分が一般の学生よりも多く、誰にでも必ずあると思います。体育会の活動を通じて得た強みなどを早めに見つけるためにも 「自己分析」 から始めてみてください!また、自分の思考や軸をはっきりさせるために、時間が許す限りインターンや企業説明、イベントにも参加してみて、人生の先輩である社会人の話しから情報収集をして、今後のキャリア構築に活かしていきましょう!

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