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22卒体育会学生に贈る! 今すぐ就活を始めよう

[ 2020年12月5日 12:00 ]

コロナ禍で授業も部活もこれまでにない、異例の状況となりました。学校の授業はオンラインが当たり前となり、各競技では大会の中止、無観客での開催、またコロナ感染での試合直前での辞退など、これまでには考えられない事態が次々と起こりました。冬季競技を除き、大半が2020年シーズンを終えようとしており、いわゆるシーズンオフの時期となります。22卒生(3年生)はシーズンを終えて、束の間のオフを満喫している人もいるのではないでしょうか。その一方、就活は「待ったなし」で進んでいきます。コロナ禍で業績に大きな影響を受けた企業の中には、22卒の採用が難しくなったところも一部あると思います。しかし、現時点においては22卒採用の見通しとして多くの企業が採用人数を変えないとしています。また、新卒の採用難易度は年々上がっており、2020年卒の採用を計画通り充足できた企業は約45%と全体の半数に満たない状況です。(就職みらい研究所「就職白書2020」)高齢化に加え少子化も進んでいる日本では、労働者人口が今後も減少していくと予想されているため、引き続き新卒採用を続ける企業が多くと予想されています。22卒生はこのオフシーズンの過ごし方で、今後の就活が大きく変わっていきます。インターンシップ、合説等のイベント参加など、とにかく早めに行動を起こすことが重要と思います。

◆体育会学生就活の最大のポイント
当社でも22卒(3年生)向けの各種イベントを始めており、各部活の学生にお声がけをさせてもらっていますが、意識の高い学生とそうでない学生の差が鮮明です。体育会学生でもコロナ禍の影響を気にして、積極的にインターンやイベントに参加している学生もいます。その一方で興味がないわけではないと思いますが、ゆっくりと構えている体育会学生がやはり多いように感じます。折角のオフの時期に・・・という考えではなく、最終学年のシーズンを全うするためにも、できることから少しずつでいいので準備を始めることです。

・そもそも何をすればいいか?
就活を始めると言われても何からすればいいかな??という体育会学生は多いでしょう。一番早いのは先輩にどうしたかを聞くことですが、その先輩も先輩に聞いて行動したかもしれませんね。ということは思考が同じ方向になってしまう可能性が高くなります。それ自体悪いことではありませんが、早い時期では色々な情報や経験をした方が視野を広げる意味でもいいと思います。インターネットで興味のある業種の会社を調べてみる・このオフの時期に開催しているONE DAYインターンや各種イベント等に参加してみるなどできることはいくつもあります。また、空いた時間でき、必ずやってほしいこと事は「自己分析」です。これは体育会学生だけの話ではなく、就活生の皆さんに共通して言えることです。自己分析をしない限り、自分にあった企業は見つかりません。過去の経験を深堀りし、自分はなぜその行動を起こしたのか?その経験から何を学んだのかを明確にさせ、自分は何を大切にしているのかを明確にしましょう。そして、それを人にうまく伝えられるように言語化できるようにすることが重要です。自分で限られた時間を有効に使って、コツコツと準備する・できる人が最終的に成功する人だと思います。

・この時期だからこそ…
時間のない体育会学生は、どうしても希望の業界や行きたい企業だけに絞って考える傾向が強いと思います。希望や目標のあることは重要です。その反面、視野が狭くなり、より自分にあった会社や仕事に巡り会えないという可能性もあります。3年生のこの時期には、できるだけ色々な業種や企業の話しを聞いて、新たな発見をすることが大切だと思います。企業規模の大小、業界、職種にとらわれないことで、本当に自分にあった仕事が見つかるかもしれません。また色々と知ることで自分の目標を明確にすることができるでしょう。

◆さいごに
人間はどうしても楽な方へ流れてしまいがちです。シーズンオフは束の間の休息やアルバイトなどに時間を費やし、就活や自分の今後のキャリアについて考え、動くという作業を後回しにしてしまいます。 早め早めに動くことで、内定率があがるという結果も出ています。 自分の思考や軸をはっきりさせるために、時間が許す限りインターンや企業説明会、イベントにも積極的に参加して充実したオフシーズンを過ごしましょう!

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