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 【23卒】体育会学生必見!ここまでの就活事情!!

[ 2022年4月4日 21:50 ]

就職活動へ
Photo By スポニチ

 部活の方も公式戦やシーズンインに向け、活動が活発になってきていると思います。
 
 一方で、本格的なシーズンを迎えている23年卒生の就職活動については、オンライン選考が広がっていることもあり、例年より早いペースで進んでいるようです。

 すでに内定をもらっているという学生も昨年を上回る水準となっています。

 リクルートの調査によると、来年春に卒業を予定している大学生の就職内定率は、3月1日時点で22・6%。
 と近年で過去最高の水準となっています。

 その背景は、コロナ禍も落ち着きをみせ、企業の業績も回復し採用意欲が上がってきたことと、オンライン選考が増えていることにより、より多くの企業の選考を受けることが可能になったことなどが要因と思います。

 体育会学生の就活状況は体育会学生もシーズンインまでのオフの期間を利用して、イベントに参加したり、先輩から話しを聞いたり、エージェント経由で企業紹介をもらったりと積極的に動いている学生がいる一方で、まだほとんど就活をしていない学生もちらほら見受けられます。

 一般学生との違いは?
 クリエイトが実施した調査結果によると、「就職活動を開始したタイミングはいつからですか」との問いに、
 
 体育会系部活動出身者で最も多かったのが「3年生10~12月」(28・0%)

 非体育会系出身者は「3年生1~3月」(26.5%)

 体育会系部活動出身者のほうが早く就職活動に着手している傾向との結果となりました。
 
 やはりシーズンインまでの間に少しでも就活を進めておきたいということの結果だと思います。

 また、「実際にエントリーシートを提出した企業数を教えてください」と聞くと、体育会系部活動出身者は「平均14社」、非体育会系出身者は「平均20社」だった。

 なお、体育会系部活動出身者の半数以上(54・5%)が、エントリーシートを提出した企業が1~5社ということです。

 上記の内容より、体育会学生の多くは1~5社しか選考を受けないということで、自己分析や企業研究、業界研究など「軸」がしっかりとしていない中で就職を決めていないかを危ぐしています。

 内定をもらったからそこでいいや、エージェントに勧められたから、知って企業だから、など理由はさまざまかもしれませんが安易に決めてはほしくないと思います。

 オンラインでの選考が増えたことで、容易に選考を受けることができ、企業とのマッチング率は格段にあがったと思います。

 ただ、先ほど述べたように安易に決めてしまうと、入社してから、こんなはずではなかった、思っていたのと違うなどのギャップが生じて早期の退職になったりする事態にもなりかねません。

 加えて、体育会出身者の8割は就職活動をやり直したいと感じています。

 一般学生が6割であるのと比べるとかなりの差があると思います。

 最後に体育会学生の皆さんは、シーズンまでに決めて競技に専念したいなどと焦る気持ちもわかりますが、周りに流されることなく、納得できる進路を自分で選択するための活動が重要です。

 就活=ゴールではありません。

 就職後もしっかりと自分の力を発揮できるように、いろいろな企業の話しを聞き、オンラインを活用してできるだけ多くの企業の選考を受け、本当に自分にあった進路を見つけてほしいと思います。

 スポキャリでは登録してくれた学生へESのアドバイスや添削、模擬面接などのサポート(相談)も行っています。

 一人で悩まず、一緒に頑張りましょう!

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