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就活生必見! 内定が獲れる人と獲れない人の違い!

[ 2020年10月18日 12:00 ]

就職活動の開始時期(NHK調べから引用)

 今年は新型コロナウィルスの影響でこれまでに無い就活となりました。21卒生では長期化により、まだ内定をもらえないで活動を続けている人もいます。10月1日時点での21卒の就職内定率は約89%と、前の月と比べると3.7ポイント増加しています。6月1日時点では前年と比べて13.4ポイントあった差が、5ポイント程縮まってきていて、コロナ禍でも緩やかな回復傾向にはあり、内定率は年末にかけて、さらに上昇していくと予想されています。

◆就職活動の開始時期
 ただ、これまでにない厳しい状況であることには代わりありません。今年内定を得た学生の活動状況は表のとおりです。

 この表から、就活をいつから始めたのかを見て、内定がある人とない人で比較をしました。6~8月に「内定がある」と答えた人は36.8%とこの時期から就活を始めているのがわかります。恐らく、夏のインターンシップ等に参加しており、比較的に早い段階で内定を獲っている学生が多い状況となっています。ただ、体育会学生の場合は、部活を理由になかなか夏のインターンに積極的に参加する学生は多くないと思います。

 一方、企業の説明会が解禁となる3月以降に就活を始めた人はどうなのでしょうか?内定がある人が9.8%に対して、内定がない人は20.4%と約2倍の差があります。実際には、内定を得た学生のほとんどが2月以前から就活をしていたことがわかります。体育会学生も多くの人は2月以前に何かしらのアクションを起こしていますが、一部の学生は「まだ何もしていません」という体育会学生もいます。

◆行動をしていた人は強い
 8月末までに内定を獲っていた学生の4人に3人がインターンシップに参加していたというデータがあります。またOB訪問も3割の学生が経験をしているということです。体育会学生はどうしても部活を理由に行動が遅くなりがちです。色々な企業説明会や1DAYインターンシップなどに積極的に参加して、行動をおこすことが結果に繋がると思います。

◆内定を獲れる人と獲れない人の決定的な違いは?
 行動は早くというのを述べてきましたが、内定を獲れる人と獲れない人の決定的な違いは何かを考えてみました。内定に限らず、世の中で結果を出す人は以下の3点に優れているように思います。

1.目的意識がはっきりとしている
 同じ「企業説明会に参加する」という行動を1つとっても、何のために企業説明会に参加するのかはっきりと意識している人と、漠然と参加している人では、吸収できるもののレベルがまったく違います。成功している人の多くは、一つ一つの行動にはっきりと目的意識を持って行動しているように思います。

2.やるべきことを具体化している
 就職活動においては多くの体育会学生が、何をしていいかわからないから・・と何もせずに部活などを理由に時間を過ごしてしまいがちです。やるべきことが具体的になれば、すぐに行動に移すことができます。成功している人の多くは、常に今やるべきことを具体化して何かしらのアクションに移しているように思います。

3.常に自分の頭で考えている
 上記の1,2を実行していくためには、常に自分の頭で考える必要があります。人からアドバイスや指示がないとできないと、アドバイスする人がいなくなった時点で歩みが止まってしまいます。成功している人の多くは、常に自分の頭で「目的意識」・「やるべきこと」を考え行動しているように感じます。

◆さいごに
 体育会の学生は基本的に行動をおこせる人ばかりだと思います。そうでないと大学に入って体育会には所属していないと思います。体育会学生の弱いのはやはり考える事だと思います。それは頭が良いとか悪いということではなく、時間をかけて、自分の事を考えることが少ないのではないかと思います。部活も就活も同じです。目的意識を持ち、やるべきことを具体化し、その上で早めの行動をしていくことで道は開けると思います。

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