角田夏実さん「1カ月でこんなに落ちるんだ…」引退発表後の体の変化を明かす 現役復帰は無理?

[ 2026年3月3日 06:51 ]

トークセッションに参加した(前列左から)レスリングの藤波朱理、テコンドーの信濃明梨、(後列左から)宇山賢さん、角田夏実さん、陸上の田中佑美(撮影・前川 晋作)
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 大学スポーツ協会(UNIVAS)は2日、東京都港区の品川インターシティホールで年間表彰式「UNIVAS AWARDS 2025―26」を開催した。柔道女子48キロ級パリ五輪金メダルの角田夏実さん(33)とフェンシング男子エペ団体東京五輪金メダルの宇山賢さん、陸上女子100メートル障害の田中佑美(27=富士通)がゲストとして登壇し、表彰のプレゼンターを務めた。

 角田さんは現役引退を発表してから1カ月。「体の変化が目に見えて分かる。ずっと柔道をやっていた生活から仕事メインの生活になって、体力や筋肉の落ち方を感じますね。普段から走れていた距離がキツくなったり、1カ月でこんなに落ちるんだ…って」と近況を明かした。今後は子供向けの柔道教室などを開いて競技の普及に力を注いでいく。パリ五輪後は現役続行と引退を思い悩む日々が続いていただけに、現在は「次に向けて全力で動けているところはあります」と晴れやかな表情で話した。

 現役を引退しても柔道への愛は変わらず。2月に行われたグランドスラム・パリ大会、同タシケント大会の結果や映像はチェックしていたという。「パリ五輪の時よりも若い層が出てきているのを感じて、ちょっと寂しい部分もある。でも今やるとしたらすごい気合入れないといけないぐらい体が落ちているので、試合を見て“いいな”とか“自分も戦える”という思いよりは応援したくなる気持ちの方が強い。それがきっかけで第一線は無理だと引退を決めたので、その気持ちは変わらず応援したい気持ちでいっぱいです」。現役復帰への思いはまだ湧いておらず、純粋に後輩たちの活躍を願っていた。

 この日はUNIVAS AWARDS 2025―26でプレゼンターを務め「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」最優秀賞のレスリング女子・藤波朱理(日体大4年)に賞状とメダルを手渡した。パリ五輪金メダリスト同士で以前から交流があり「今までは同じ競技者として“次も頑張りましょう”と言い合っていた」という。自身の立場は変わり、現役選手として次の五輪でも金メダルを目指していく藤波に対して「階級を変えながら勝ち続けていて改めてすごいなと、かっこいいなと感じた。頑張ってほしい」とエールを送った。

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