【ゴルフ】伊藤愛華 プロテストトップ合格 度胸満点「姉さん」の目標は「ルーキーイヤーで初優勝」

[ 2026年3月3日 04:40 ]

笑顔を見せる伊藤愛華(撮影・大城 有生希)
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 【輝け注目ルーキー(1)】国内女子ゴルフツアーの開幕戦ダイキン・オーキッド・レディースは5日から4日間、沖縄・琉球GCで行われ、26年シーズンの戦いが始まる。トッププロがしのぎを削る最高峰の舞台でブレークが期待される注目ルーキーを3回連載で紹介する。第1回は昨年のプロテストで現役高校生ながらトップ合格を果たした伊藤愛華(18=明治安田)にスポットライトを当てる。

 笑顔はあどけない。でも芯は強くて姉御肌。埼玉栄で主将を務め、多くの部員を束ねた伊藤。後輩からは「姉さん」と呼ばれている。「人の上に立つことが好き。入学した時からキャプテンになりたいと思ったので、ゴルフで一番になってみんなを引っ張ろうと決めた。姉さんと呼ばれるのはうれしい」。この上昇志向がプロになった原動力でもある。

 4歳から週1回レッスンに通った。ただ「最初は嫌いでずっとやめたいと思っていた」。意識が変わったのは小学6年。東日本の大会で優勝し「もっと上に行きたい」と向上心が生まれた。中学では陸上部に所属し800メートルで大会に出場したが、あくまで体力強化が目的。2年生の途中からゴルフに専念した。

 名門・埼玉栄ではゴルフ漬けの3年間を過ごした。1日平均200球の基本練習をこなし、水曜日は午後からコースをラウンド。自宅近くの練習場でも打ち込んだ。3年生で挑んだプロテストでも「キャプテンは一番じゃなきゃいけない。後輩に落ちた姿を見せたくない」と自分にプレッシャーをかけ、トップ合格を勝ち取った。

 ゴルフ一筋の伊藤が息を抜ける場所がカラオケボックス。「3時間くらいいる。1人で行くこともあります」。十八番は人気バンド、ポルノグラフィティの「サウダージ」。なぜなら「点数を出しやすいから」と、こんなところにも負けん気が顔をのぞかせる。

 「有名になりたい。伊藤愛華といえば誰もが分かるゴルファーになりたい」という18歳。今季の目標は「ルーキーイヤーで初優勝」。高いパーオン率を誇るアイアンショットとハングリー精神を武器に「姉さん」が旋風を巻き起こす。

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