【フィギュア】SP2位発進の坂本花織 裏で“りくりゅう”とハグ「あきらめずにやればメダルが獲れる」

[ 2026年2月18日 07:35 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪第12日 フィギュアスケート   女子SP ( 2026年2月17日    ミラノ・アイススケートアリーナ )

<ミラノ・コルティナ五輪 フィギュアスケート>女子SP、演技を終えガッツポーズの坂本花織(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートの女子ショートプログラム(SP)が17日(日本時間18日)に行われ、今季限りでの引退を表明している坂本花織(シスメックス)が2位で好発進した。

 3回転ルッツ、2回転アクセル、フリップ―トーループの連続3回転とジャンプは全て着氷。華麗なスケーティングで、2022~24年に世界選手権を3連覇した実力を見せた。キスアンドクライで77.23点の得点を確認すると納得した表情も浮かべた。

 この日は観客席に「りくりゅう」ことペアの三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)も駆けつけて応援。坂本は演技が終わると、りくりゅうら日本勢の方に向かってハートマークをつくって“感謝”の気持ちを表現した。

 インタビューで坂本は「りくりゅうの金メダルを見て、それが一番大きな刺激になった」と言及。「もちろん不安とか恐怖は感じていたけど、あきらめずにやれば、男子の2人とかりくりゅうみたいにメダルが獲れるって、みんなが証明してくれた。あきらめずにやるしかないって気持ちできょうのショートをやりきりました」と語り、逆転で金メダルを獲得したりくりゅう2人の姿勢に感動していた。

 その後、取材エリアを通過した後、坂本は待ち構えていたりくりゅうとハグして歓喜。ねぎらいの言葉をかけられ、笑顔を見せていた。

 今季限りでの現役引退を表明しており、これが3度目の出場で最後の五輪。団体では日本の男女シングルで初めてSPとフリーの両方を滑り、いずれも全体トップで日本の銀メダル獲得に貢献した。中8日の間隔を経て臨む個人戦。「また別の試合が始まると思って。新たな気持ちで臨みたい」。一旦は合宿地のバレーゼに戻って調整し、滑り込んでミラノに戻ってきた。

 精神的には波があった。応援に駆けつけた男子フリーが波乱の展開となり、ペアSPでも“りくりゅう”こと三浦、木原組(木下グループ)に信じられないミスが出た。五輪の魔物を肌で感じ「めちゃくちゃ怖くなってきた」と毎日、涙がこぼれた。だが、前日には三浦、木原組の大逆転優勝を観客席で見届け、感動して泣いた。力強いバトンを受けて氷上に立った。

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