【スピードスケート】女子団体追い抜きで日本が銅!表彰台死守 高木美帆は通算10個目のメダル

[ 2026年2月18日 00:44 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪第12日 スピードスケート   女子団体追い抜き ( 2026年2月17日    ミラノ・スピードスケート競技場 )

<ミラノ・コルティナ五輪 スピードスケート女子団体追い抜き>3位決定戦、滑走する日本チーム(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 日本は高木美帆(31=TOKIOインカラミ)、野明花菜(21=立大)佐藤綾乃(29=ANA)で3位決定戦に臨み、米国を破って銅メダルを獲得した。日本はこの種目3大会連続のメダル獲得。高木は女子500メートル、1000メートルの銅に続く今大会3個目、通算10個目の獲得で、夏冬通じて日本女子最多のメダル記録をさらに更新した。今大会の日本選手団の獲得メダル数は19個(金4、銀5、銅10)に達し、前回22年北京五輪の18個を超える冬季大会最多記録となった。

 表彰台は死守した。1回戦、準決勝と力走した堀川桃香(22=富士急)も加えた4人の総合力で今大会に挑んだ日本。14日の1回戦を全体2位通過したことで、準決勝はオランダとの対戦となった。宿敵に0.11秒差で惜敗して決勝進出を逃したものの、3位決定戦には好調の野明を今大会初めて投入し、メダルだけは譲らなかった。

 2大会ぶりの頂点へアプローチを変えた。従来は3人固定で一糸乱れぬ動きを追求したが、個々の能力値も上がったことで複数隊列にチャレンジしてきた。さらに、高木が立ち上げた「チーム・ゴールド」に共鳴した佐藤が合流。今季から堀川も加わり、ともに練習することで連係も深まっていった。

 オフアイスでも結束を強めた。大黒柱の高木はオフ期間のオランダ遠征で堀川とアパートメントで共同生活。ジブリ映画の「もののけ姫」を一緒に鑑賞したり、ジグゾーパズルを2人で完成させるなど絆を深めた。堀川は「いろいろ話して、良い時間になりました」と話した。

 事前合宿地のドイツでは高木と新加入の野明と同部屋に。「五輪にビビってます。どうしたらいいですかね」と初出場の野明が打ち明けると、高木は「五輪だからそうなるよね」と共感。不安な思いや滑りの意識などを自分の言葉で伝えた野明は「うまくくみ取ってくれた」と留飲の下がる思いがしたという。高木、佐藤という屋台骨に、新たな才能が加わる化学反応が生まれた。王座奪回はお預けとなったが、お家芸復活にふさわしい過程だった。

続きを表示
続きを表示 広告なしで読む

この記事のフォト

「高木美帆」特集記事

「羽生結弦」特集記事

スポーツの2026年2月18日のニュース