平野歩夢 満身創痍でも7位入賞 五輪終え思い吐露「本当“無”に」「結果的には得るものしかない」

[ 2026年2月17日 13:31 ]

平野歩夢(AP)
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 ミラノ・コルティナ冬季五輪スノーボード男子ハーフパイプ決勝で7位だった平野歩夢(27=TOKIOインカラミ)が17日放送のフジテレビ「ノンストップ!」(月~金曜前9・50)にVTR出演。

 22年北京五輪金メダリストで、今回の五輪で連覇を狙った平野。だが、1月17日のW杯第5戦決勝で負傷し、複数箇所の骨折および打撲と診断され満身創痍(そうい)で臨んでいた。超人的回復で出場を果たしたが、表彰台に届かなかった。

 転倒した試技1回目は27.50点で12人中9位。2回目は大技のフロントサイド・ダブルコーク(DC)1620(4回転半)を成功させ、フロントサイド・トリプルコーク(TC)1440も決めてフルメーク。86.50点をマークして5位に浮上した。逆転を狙った3回目もフロントサイドDC1620をグラブを変えてメークしたが、4つめのトリックで転倒した。

 「骨折2箇所して、膝も感覚がない状態だった」と平野。満身創痍の状況での出場への不安や恐怖は「本来は感じると思うんですけど、本当自分がケガしていることさえ忘れて最後スタートしなきゃいけない瞬間や、練習をしていたかのように、自分を騙し込むような気持ちは精神的に必要なんじゃないかなと」と回顧した。

 自分自身を騙し込むには「本当“無”に」と平野。「いろいろと考えてしまったらキリなく、やっぱり思考の中で邪魔してくるものっていうのは本当無限大にあるような状況だったので。自分の世界観で音楽聴いて、MCの声とかも聞こえないようにしてたりとか。悔いなく最後滑りきって、自分のやりたいことを決めきるような気持ちっていうのは強く持っていたのかなと思いますね」と演技を振り返った。

 大会を終え、「本当、全ての関わってきた時間に意味はあると思いますし、この舞台でチャレンジできた自分に対しても、その姿を届けられたことにも、自分自身、今後の、先の人生に向けても凄いプラスになった、いい経験をさせてもらったと思っている。結果的には得るものしかないと思ってますね、僕は」と力を込めた。

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