レジェンド葛西紀明も「あり得ない」 ジャンプスーパー団体打ち切りに怒り「時間の関係もあったのか」

[ 2026年2月17日 18:49 ]

葛西紀明
Photo By スポニチ

 スキージャンプ男子で冬季五輪史上最多8度の出場を誇る葛西紀明(53=土屋ホーム)が17日、TBS系「ひるおび」(月~金曜前10・25)に生出演し、新種目のスーパー団体が大雪の影響で競技途中で打ち切りとなったことを受けてコメントした。

 小林陵侑(29=チームROY)、二階堂蓮(24=日本ビール)が組んだ日本は、3回目が中止となり2回目の順位で最終成績が決定したため、6位でメダルを逃した。

 番組MCのホンジャマカ・恵俊彰から「あんなことあるんですね」と振られた葛西は「ショック過ぎてテンションだだ下がりです」と力なく笑う。

 日本は二階堂が先陣を切り、1回目は131メートル50、137・4を記録。小林は129メートル、134・9。1回目は5位で上位12組による2回目進出を決めた。2回目は追い風が強まる難しい条件の中、二階堂が131メートル、130・2、小林は130メートル、132・7を記録した。

 「1回目も2回目も2人とも失敗してるんですよ。二階堂選手も首傾げていたし、飛んでてバランス崩したんでテレマークも入らない。小林選手も2本目は凄い条件が悪くて」と説明し、「不運続きでしたね」と指摘。

 3回目は二階堂が138メートル50のビッグジャンプを披露。しかし、直後に雪が強まり、日本は暫定2位につけていたが競技打ち切りが決定。葛西は「あり得ないです」と言い切り、「雪がパラッと降った時に、オリンピック期間中ずっと追い風が吹いてたのが向かい風が吹いたんです。あれ?と思った時には一気に雪とともに向かい風が吹いてきた。(打ち切りではなく)普通はやるんですよね」と首を傾げた。

 それでも「これだけ雪降って、雨混じりの重たい雪が(ジャンプ台の)溝の中に入っちゃってて、ブロワーって雪を飛ばす人たちが頑張っていたが雪が重たすぎて飛ばない。雪が詰まってしまって前に飛んだ選手よりもスピードが落ちる」とかなりの悪コンディションだったと解説。

 「普通なら最後のグループをキャンセルにしてもう1回やり直すってこともよくやるんですけど、今回やらずに…多分、9時、10時ぐらいに遅かったので時間の関係もあったのか、すぐ中止にしてしまった」と説明した。

 小林は悔しさをあらわにしていたが、「見ているこっちも本当に怒りがバッときましたね」と葛西。「メダルは確定していたようなスーパーチームだったんですけど…こんな天気であきらめなきゃならない悔しい気持ち。また4年後です。長いですね」と選手の立場から2人の思いを代弁した。

「葛西紀明」特集記事

「羽生結弦」特集記事

スポーツの2026年2月17日のニュース

広告なしで読む