【フィギュア】逆転銅メダルの佐藤駿、日下コーチも「感無量。あの子の強さを実感した」

[ 2026年2月14日 08:54 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪第8日 フィギュアスケート男子フリー ( 2026年2月13日    ミラノ・アイススケートアリーナ )

銅メダルを獲得した佐藤駿(AP)
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 フィギュアスケートの男子フリーが行われ、SP9位の佐藤駿(エームサービス・明大)が186・20点をマークして合計274・90点とし、大逆転で銅メダルを獲得した。

 冒頭の4回転ルッツを成功させると、以降のジャンプも決めていく。最後の3回転ルッツでミスは出たが、それ以外は大きなミスなくフィニッシュ。指導する日下匡力コーチも称えた。

 「いろいろなことがあったけど乗り越えて、この舞台に立って、この演技ができたことはあの子の誇りだと思う。今まで積み上げてきた努力をここで出せる、あの子の強さを実感しました」

 逆転を懸けた勝負のフリーには4回転フリップを投入する可能性もあった。だが、2人で話し合い、6分間練習前のアップ時に回避することを決断。その意図を同コーチが明かした。

 「今まで積み重ねてきた(4回転)3本構成というのが体に染みついているので。この大舞台でもう一回できるように、団体と同じぐらい成果を出せるように頑張ろうという判断になりました」

 今季はシーズン前のケガもありながら、初めて五輪代表の座を勝ち取り、大舞台で表彰台に上がった。ここまで歩んでこられたのは「焦りがなかった」ことが大きいという。

 「本人が一番焦っていなかったので、それでこちらが落ち着きました。ケガをしたときは誰でも焦る。でも、一番焦っていなかったのが駿で。駿に僕たちが引っ張ってもらったのが最初でしたね。驚いたのが“ジャンプやってみます”と一番最初からスパッと4回転を跳べる。それがあの子なんですけど」

 佐藤と一緒に戦った夢舞台。日下コーチにとってどういうものだったかを問われると「SPで失敗はしてしまいましたけど、本人の実力を思いっきり発揮できたというのが五輪というだけで感無量ですね」と万感の表情を浮かべた。

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