【モーグル】杉本幸祐が斬る 冨高日向子の敗因は「コース選択」できないデュアルの難しさ

[ 2026年2月14日 22:10 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪第9日 ( 2026年2月14日    リビーニョ・エアリアル・モーグルパーク )

<ミラノ・コルティナ五輪 フリースタイルスキー女子デュアルモーグル>準々決勝で敗れた冨高日向子(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 2選手が併走する対決方式の新種目デュアルモーグルの女子が行われ、シングルモーグル4位だった冨高日向子(25=多摩大ク)は準々決勝で敗れ、7位だった。藤木日菜(24=武庫川女子大大学院)は2回戦、柳本理乃(25=愛知ダイハツ)と中尾春香(24=佐竹食品)は1回戦で敗退した。スポニチ本紙評論家の杉本幸祐氏(31)が冨高の滑りを解説した。

 今大会からの新種目「デュアルモーグル」は、トーナメント表の配置でコースが振り分けられており自分で選択できないところが特徴です。冨高日向子選手はシングルモーグルからデュアルモーグルの2回戦までずっと同じコースを滑っていましたが、準々決勝だけ反対側のレッドコースでした。コースによってジャンプ台の感覚が微妙に違ったり、細かいところのアジャストが難しいところもあり、不慣れ感が少しあったのではと思います。

 準々決勝の相手はシングルモーグル金メダルのエリザベス・レムリー選手(米国)。相手はジャッジの印象が良いので、冨高選手はそれなりにプッシュしないと勝てないということで限界に挑戦したのではと思います。その結果、第1エアの「コーク720ミュートグラブ」は縦に回りすぎて横回転が足りず、バランスを崩してコースアウトになってしまいました。

 1、2回戦では、4位だったシングルモーグルと同じようなクオリティーのエアもターンもできていました。先行されていても第2エアに向けて追い上げてくるところは好印象。心を熱くするような滑りだったと思います。(22年北京五輪代表、デイリーはやしや所属現役スキーヤー)

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2026年2月14日のニュース