大の里、巻き返しの春場所へ新化粧まわしで“馬力”アップ GI馬の馬主から贈呈

[ 2026年1月29日 05:20 ]

サンフェル・深澤社長(中央)から化粧まわしを贈られた大の里。右は二所ノ関親方(撮影・村上 大輔)
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 大相撲の横綱・大の里(25=二所ノ関部屋)が28日、GI馬パンジャタワーの馬主から新たな化粧まわしを贈呈された。午(うま)年にふさわしい「天馬」も描かれ、春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)での賜杯奪還を誓った。日本相撲協会は東京・両国国技館で大相撲春場所の番付編成会議を開き、寿之富士(としのふじ、25=伊勢ケ浜部屋)と福崎改め藤天晴(ふじてんせい、19=藤島部屋)の新十両昇進と島津海(29=放駒部屋)の再十両を発表した。

 完成まで半年を要して出来上がった三つぞろいを前にして、大の里の心が高ぶった。

 「凄く格好良い化粧まわしを頂き、着けるのが楽しみ。優勝して恩返しができるように頑張る」

 自身9本目の三つぞろいは、贈り主で不動産会社「サンフェル」の深澤朝房社長の出身地、山梨県にちなんだ。甲斐国が誇る戦国武将、武田信玄の「不動如山」、聖徳太子の伝説にちなんだ甲斐の黒駒や武田騎馬隊をモチーフにした「天馬」。横綱が締めるのは甲州市にある武田信玄の菩提(ぼだい)寺・恵林寺の「不動明王」が描かれた。大の里は「不動明王がインパクトが強い。春場所から締めたい」と語った。

 深澤氏は昨年夏場所初日の5月11日、所有馬パンジャタワーでG1・NHKマイルCを制覇。レース後に両国に駆けつけると取組を終えたばかりの大の里を激励、赤い優勝レイとともに撮影に納まった。パワーをもらった大の里は怒濤(どとう)の14連勝を飾り4度目の優勝を果たして場所後に第75代横綱に昇進した。験のいい馬名は太刀持ちが締めるまわしの下に刻まれた。「午年にぴったりの化粧まわし。パワーをもらって、何回も優勝できるように頑張ります」と左肩痛の影響もあり10勝5敗に終わった初場所からの巻き返しを期した。

 パンジャタワーが次走に予定しているサウジアラビアのG2「1351ターフスプリント」は大の里の昇進披露宴と同じ2月14日に行われる。3場所ぶりの賜杯奪還へお膳立ては整った。同席した師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)は「社長は非常に運が強い方。大の里もあやかって何回も優勝してもらいたい」と期待した。

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