【玉ノ井親方視点】腕が伸びている時の阿炎は調子が良い 今場所は体がよく動いている

[ 2026年1月16日 19:32 ]

大相撲初場所6日目   ○阿炎(突き出し)朝紅龍● ( 2026年1月16日    両国国技館 )

<大相撲初場所6日目>朝紅龍(左)に対し攻め込む阿炎(撮影・沢田 明徳)
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 腕がグーッと伸びている時の阿炎は調子が良い。この日は小兵の朝紅龍が相手だったこともあり、その胸元に左右の手をしっかり当てて、一気に勝負を決めた。

 直近の2場所は不振だった。昨年の秋場所が3勝。九州場所は5勝だった。どこか体調が思わしくなかったのかもしれない。調整不足だったんじゃないかな。腕が伸びず、あっさり引いて負けることが多かった。だが、今場所は自分からよく攻めている。

 注文をつけるとすれば、頭で当たる立ち合いがもっと増えていけば、相撲内容も良くなる。もろ手で当たるのも悪くはないが、頭から当たった方が威力は増す。

 土俵際で回り込むのがうまく、相撲センスを持っている力士。リーチが長く、懐も深いのだから、腕を伸ばしてどんどん前に出ていけば、自然と白星は積み上がっていく。

 平幕でただ1人の全勝。まだ中盤戦に入ったばかりで、この後の展開がどうなるか読めないが、このまま好調をキープできれば、上位と当たる機会もあるだろう。そうなれば面白い。(元大関・栃東)

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