欧勝馬 進撃の無傷5連勝! 1歳長女から「パワーもらっている。頑張らないと」

[ 2026年1月16日 05:00 ]

大相撲初場所5日目 ( 2026年1月15日    両国国技館 )

<大相撲初場所5日目>上手出し投げで金峰山を破る欧勝馬(右)(撮影・西海健太郎)
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 平幕・欧勝馬が金峰山を上手出し投げで破り、自己最長の初日から5連勝とした。勝ちっ放しは平幕の阿炎と2人になった。全勝だった関脇・霧島は小結・王鵬にはたき込まれて初黒星。豊昇龍、大の里の両横綱は1敗を守った。

 欧勝馬は右喉輪から、素早い足さばきで左へ回り込んだ。左上手を引くと即座の出し投げ。金峰山を下し、初日からの連勝を自己最長の5へ伸ばした。

 「相手の腕をたぐった気がするが、覚えてない。速い動きだったかな」

 4秒6の取組は断片的に記憶にあるだけという。これが好調の証。不調時はあれこれ思い悩むというが、「思い切り当たって体に任せた。今日は相撲のことを考えてません」と朗らかに笑った。

 フットワークの良さはモンゴル時代、乗馬で鍛えた足腰に由来するのかもしれない。子供の頃は40頭ほどを飼った。豊昇龍、朝白龍と同じ飛行機で来日後、日体大柏、日体大を経て入門。「馬」入りのしこ名を希望した。午(うま)年の最初の場所で好調を維持。前日は「(残りの取組を)馬のように駆け抜けたいね」と口調も滑らかだった。

 帰宅すれば家族との時間を大切にする。一昨年12月、名古屋市出身の日本人女性と結婚。すでに1歳の長女がおり、場所中も遊んで寝かしつける役割を担う。「テレビだと、お相撲さんはみんなお父さんと思ってるみたい」。そう苦笑いするが「昨日は10時前には寝かせました。パワーをもらっている。頑張らないといけない」。発奮材料になっている。

 場所後の2月14日には結婚披露宴を予定する。師匠の鳴戸親方(元大関・琴欧洲)は「家族を持ったことで、四股などの基礎を黙々とやっている」と意識の変化を語る。小結で新三役だった昨年の名古屋場所は12敗した。初日に続き、家族が観戦予定という千秋楽まで優勝争いを引っ張れば、再挑戦の権利を得そうだ。

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