“史上最強の新弟子”旭富士と「優勝決定戦したい」旭丘高の後輩・蒼富士が休場明けの序ノ口で3連勝

[ 2026年1月16日 06:18 ]

大相撲初場所5日目 ( 2026年1月15日    東京・両国国技館 )

序ノ口で3連勝とした伊勢ケ浜部屋の蒼富士
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 東序ノ口17枚目の蒼富士(22=伊勢ケ浜部屋)が風ノ華(19=押尾川部屋)を下して3連勝とした。立ち合い少し右に動いてきた相手に対し、低い立ち合いから突っ張って一方的な押し倒しで快勝。「相手が動いてくるのは分かっていた。良い相撲取れている」と振り返った。

 2場所連続休場を経て今場所から本格復帰。2023年秋場所で左膝前十字靱帯断裂や半月板損傷などの重傷を負い、約1年の休場を経て前相撲から復活してきたが、昨年の夏巡業中の稽古で再び痛めた。「半月板の縫ったところが切れていた。膝がバキバキいっていた」。その後再手術を受け、秋場所を全休。東序ノ口19枚目だった先場所は7番相撲だけ出場して1勝0敗6休で番付外転落を逃れた。今場所は「膝も調子良い」と好感触で「引いて下がったら膝に負担かかる。前に出る相撲なら痛めないと言われている」と話した。

 ここまでの3番とも、今場所序ノ口デビューで大きな注目を集める“史上最強の新弟子”オチルサイハンこと旭富士(23=伊勢ケ浜部屋)と同じ日に出場して同じように白星を並べてきた。蒼富士にとって旭富士は、神奈川・旭丘高の1学年先輩。伊勢ケ浜部屋に入門したのも、2021年九州場所初土俵の蒼富士より先だった。2019年秋の関東高校選抜大会では一緒に出場した3人制の団体戦で3位の実績を残している。当時のメンバーのもう一人は、旭富士と同級生でのちの世界選手権軽量級銅メダリストの奥知久。旭富士と蒼富士が初口から続けて白星を挙げた今場所初日にはかつてのチームメートが国技館へ観戦に訪れており、蒼富士は「高校の団体戦を思い出した。エモかったです」と感慨深げに話した。

 3日間とも、旭富士の取組の後に蒼富士が登場。「先輩があんな良い相撲取ったら自分も…」と力をもらってきた。同部屋の両者は本割での対戦がないため、ともに白星を7つ積み重ねれば千秋楽の優勝決定戦で相まみえることとなる。序ノ口には角界最長身1メートル97で幕内級の実力を持つ天昇山(21=玉ノ井部屋)もいるため全勝の難易度は高い。身長1メートル66の蒼富士はそれでも「勝たないと優勝決定戦できないので(天昇山を)倒したい。旭富士と優勝決定戦したい」と7戦全勝を目標に掲げ、強敵撃破も見据えた。

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