箱根駅伝2日号砲!近年まれに見る混戦模様 青学大連覇の前主将、FBC福井放送・田中悠登アナが仮想実況
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新春恒例の第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(東京・大手町~神奈川・芦ノ湖の全10区間217・1キロ)は2日に往路107・5キロ、3日に復路109・6キロが行われる。前年度に青学大主将として2大会連続8度目の総合優勝に貢献し、昨年4月にFBC福井放送に入社した田中悠登さん(23)が、アナウンサーとして“参戦”。近年まれに見る混戦模様の今大会を仮想実況するとともに、今大会の見どころを紹介する。
あけましておめでとうございます!FBC福井放送アナウンサーの田中悠登です。社会人1年目から、再び箱根駅伝に携われることをうれしく思います。
今回は「もし箱根を実況したら?」と仮定して、各区間で言ってみたいフレーズを考えました。その中で「花の2区」といえば、各校のエースが集う区間。(後輩のエース黒田)朝日や偉大な先輩方が、普段の練習は涼しい顔で終えるのに、箱根ではラストスパートでみんな苦しそうな表情を浮かべます。そんな情景を表現してみました。
僕自身、箱根駅伝には2年だった22年度は8区、昨年度は9区と、2回出走しました。周りがお正月気分の中、真剣勝負をするという特別感や、沿道からの声援は、本当に凄いものがありました。よくアスリートが「声援に押される」と言葉にしますが、僕自身もそれを実感できたのが箱根という舞台でした。
就職活動が始まった大学3年の時にアナウンサーを志望し、その頃からセルフ実況するようになりました。ただ、昨年のたすきリレーの際に「トップでたすきリレー!」と思わず言ってしまったのですが、本当に無意識のうちに出てしまいました。
実はその後、僕のレースには続きがあります。スローガンに「大手町で笑おう」を掲げていたのですが、主将自身が総合優勝の瞬間にゴールにいないのでは、格好がつきません。そこで走り終えるとユニホームの上にコートを羽織り、最寄りの鶴見市場駅へ。あらかじめ調べていた電車に乗り、大手町を目指しました。車中で酸欠になり、ファンの方にも囲まれましたが「ここに座って」と温かい声もかけてもらいました。おかげでゴールに間に合い、仲間たちに胴上げしてもらいました。
さて、今年の箱根駅伝です。今大会は混戦模様で、どの大学も前半区間で抜け出して独走は難しいと思います。一人のファンとしては、3、4校がハイペースで先頭争いを繰り広げるレースになれば、凄く面白い。山上りの5区での逆転劇、新たな「山の神」の出現も楽しみにしています。
注目選手は挙げたら切りがないのですが、母校からはまず黒田と荒巻(ともに4年)を挙げたいと思います。特に荒巻は最終学年となり、気持ちの面も状態も上がっていると思います。試合では外さない走りをする点も、頼りになるところです。
その他では3年の鳥井にぜひ注目してください。過去2年はケガが多く苦しんでいましたが、3年目でようやく16人のエントリーに入りました。上り基調に強い選手なので、そういう区間の走りを見てみたいですね。2年の折田も鳴り物入りで入学し、ここまではケガで苦しんできましたが、状態は上がってきています。ぜひ1区で見てみたい選手です。
他校では高校時代から一緒に練習することが多かった駒大の山川選手(4年)、高校の後輩で、今や大学駅伝界を引っ張る存在となった城西大の斎藤選手(4年)も注目しています。また中大の佐藤大選手(2年)は、MARCH対抗戦で取材した際、前回大会の悔しさを晴らしたいと話してくれて(8区区間20位)、どんな走りを見られるか楽しみです。
最後にお知らせなのですが、3日は文化放送さんで、復路のゲスト解説、そして8区の遊行寺坂で実際に実況させていただくことになりました!早速アナウンサーとしての目標がかなうので、いい実況ができるように頑張ります。今後も箱根駅伝に携われたら幸せです。(FBC福井放送アナウンサー)
<全10区間仮想実況>
▼1区 スタートしました、第102回箱根駅伝。仲間の思いを胸に、21人の選手が日比谷通りへ飛び出していきました。
▼2区 チームを背負ってきたエースたちが、これほど苦しい表情を見せるでしょうか。残り3キロ、戸塚の壁が大きく立ちはだかります。
▼3区 まぶしい日差しを浴びて湘南大橋を通過。勝負は残り3キロです。ここから最後の激しい叩き合いが始まります。
▼4区 1号車です。いま先頭が代わります。チラッと表情を確認して、一気にセンターライン側から抜き去りました!首位交代!
▼5区 選手の名前を息をそろえて連呼する“宮ノ下スタイル”。その声援に応えるように表情が晴れ、腕振りがさらに大きくなりました。
▼6区 史上最速ペースで山を駆け降り、箱根湯本の平地に入っても勢いは衰えません。ロマンスカーも置き去りにして、小田原中継所へ飛び込んでいきます!
▼7区 箱根の山から吹き下ろす風に背中を押され、先頭を追います。サングラスには、前を行く運営管理車の姿が大きく映るようになりました!
▼8区 15キロで給水を受け、ここから遊行寺の坂にさしかかります。前半ハイペースで疲労がたまる中、この難所をどう攻略するでしょうか。
▼9区 横浜駅前、給水をするのは4年生コンビ。おっと、乾杯をして2人で水を飲んでいますね。喜びも苦しさも一緒に分かち合います。
▼10区 最後の直線に入りました。アンカー、そしてゴールで待つ仲間の表情。この大手町の景色を見るため、積み重ねてきた日々がありました。最高の笑顔です。いま総合優勝ぉー!!
◇田中 悠登(たなか・ゆうと)2002年(平14)8月1日生まれ、福井県出身の23歳。ソフトテニス部に所属していた中2の時、全国中学駅伝に出場し、その後に陸上部へ転部。敦賀気比高を経て21年4月に青学大に入学。箱根駅伝は2年だった22年度に8区で初出走し区間5位。昨年度は長距離ブロック主将を務め、箱根では9区・区間2位の快走で2連覇に貢献した。昨年4月にFBC福井放送にアナウンサーとして入社。身長1メートル81。
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