こだわり貫いた「ジャンボスタイル」 ド派手ウエア、だぼだぼズボン 80~90年代スポーツ界の象徴

[ 2025年12月25日 04:37 ]

こだわりのファッションでコースを回る尾崎さん
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 亡くなったジャンボ尾崎こと尾崎将司さんは、ド派手ウエアと襟足の長い独特な髪形で80~90年代のスポーツ界のアイコンだった。

 70年のプロデビュー当初は他の選手と同じようなウエアだったが、80年代に入ると一変。紫を基調にしたサイケデリックなポロシャツ、3タックのだぼだぼズボンでプレーするようになった。「我々は舞台が広い。グリーン、空。衣装をしっかり意識しないと。自分を出さなきゃいけない」と語っていた。「J's」のブランドで商品化され、90年代には試合会場や練習場は同様のファッションのファンであふれた。93年のマスターズに同行取材するなど親交があった「島耕作」の漫画家・弘兼憲史氏(78)もその一人。本紙に「派手なウエア、だぼだぼズボン、僕もマネしました」と振り返り「強いゴルファーでしたが繊細さもありました。漫画にしてみたい人でした」と悼んだ。

 尾崎さんの勝負カラーは紫。2013年、66歳で出場したつるやオープン初日に62で回り、02年以来の優勝に期待がかかった。3日目に「今日が一番テレビに映るから」と紫のウエアで登場。優勝に手は届かなかったがファンを喜ばせた。

 襟足だけ長い髪形はうなじの日焼けを防ぎ、集中力の低下を防止するためとも言われた。子供もまね、石川遼(34)は小学5年時にグリーンで尾崎さんにサインをもらい「その日から襟足を伸ばし始めた」という。ゴルフ文化に与えた影響は限りなく大きい。

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