九州場所で左肩負傷した大の里が順調に回復 1月の初場所出場にも「もちろんです」意欲示す

[ 2025年12月20日 14:34 ]

痛めた左を強化する大の里                               
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 11月の大相撲九州場所千秋楽を左肩鎖関節脱臼で休場し、冬巡業も全休した横綱・大の里(25=二所ノ関部屋)が順調な回復を見せている。

 20日は茨城県阿見町の二所ノ関部屋で基礎運動を中心に調整。しこ、すり足に加え、十両・白熊の胸を借りて一丁押しを数回試すなど回復具合を確認した。表情はいつになく明るく「完璧に直ったわけではありませんが、だいぶ不安はなくなりました。ケガをして1カ月。もう一度稽古や日頃の生活なども見直し取り組んできました」と話した。

 九州場所13日目の安青錦戦で左肩鎖関節を痛めた。立ち合いで当たった瞬間、左手が前方へ抜けるような感覚を覚えたという。付け人の手を借りないと着物を羽織れないほどで、14日目の琴桜戦も力が入らないような相撲で完敗。千秋楽の朝に「断腸の思いで」休場を決断した。千秋楽は打ち上げ会場で相撲を観戦。本場所が開催されているのに自分が会場にいないという現実に直面し、何とも言えない気持ちに包まれた。「今年最後の一番を取れなかったことは大変申し訳ない気持ちだった。いろいろ賛否両論の声をいただいた。そのぶん初場所は頑張らないといけない」

 故障箇所の正式な診断は「左肩鎖関節脱臼で1カ月間の安静加療が必要」。入院するほどの状況ではなかったものの、治療を優先させ冬巡業は休場。激しい動きはできないなか12月1日から体を緩めないように鍛錬とリハビリを重ねてきた。初場所まで残り3週間。相撲を取る稽古も22日の番付発表後、コンディションが整えば再開させる見通しだ。根幹でもある基礎運動は怠らず、この日の稽古でも上半身から汗が滝のように流れ、充実の光を放っていた。周囲から「体は張りがある」と指摘されたと目を細め、初場所出場へも「もちろんです」と超前向きに力をこめた。

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