【男子ゴルフ】金子駆大、初の賞金王!史上3位の年少記録23歳94日「やっとスタートラインに」

[ 2025年12月8日 05:20 ]

男子ゴルフツアー日本シリーズJTカップ最終日 ( 2025年12月7日    東京よみうりCC=7002ヤード、パー70 )

<日本シリーズJTカップ・最終日>賞金王に輝き笑顔を見せる金子駆大(撮影・西尾 大助)
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 賞金ランク1位で臨んだ金子駆大(23=NTPホールディングス)が通算4アンダーの7位に入り、獲得総額1億2023万1009円で初の賞金王に輝いた。勝てば逆転の可能性があった蝉川泰果(24=アース製薬)は6位、大岩龍一(27=フリー)は25位だった。23歳94日での戴冠は09年の石川遼(18歳80日)、13年の松山英樹(21歳279日)に次ぐ史上3位の年少記録。初優勝と同一年の受賞はツアー制度後日本人初。小木曽喬(28=フロンティアの介護)が通算13アンダーで日本タイトル初制覇、ツアー2勝目を挙げた。

 史上3位の若さで賞金王に輝いた金子は「やっと終わった」と息をついた。人知れず重圧に苦しんだ。ジュニア時代から親しい小斉平には「眠れない」と漏らした。今大会は本調子でなかったが、7位で意地を見せた。

 同じ名古屋市出身で「お兄ちゃんみたいな先輩」の小木曽と前夜食事をし「優勝してください」と頭を下げた。先輩のアシストもあり初の戴冠を決めた。

 初優勝から2勝した今季の躍進の要因を聞かれると「去年よりパットが良くなった」と答え、自身の強みとして「ミスしても曲がらないところ」とショットの精度を挙げた。

 コーチ陣が力説するのはポテンシャルの高さ。松山英樹のマスターズ制覇を支えた目澤秀憲氏は「球を操る能力が高い」と評価し、顔が右を向く独特のスイングには手を付けずズレを微調整している。パットは中尺を使い前腕にグリップを押し当てる変則型だが、パット専門の橋本真和氏は「アドレスを修正したり気持ち良く動けるようにするだけ」。

 賞金王となり欧州ツアー出場権を獲得し、次週は米ツアー最終予選会に挑戦する。来季は海外が主戦場になる。「海外に行けるのでやっとスタートラインに立てた」。幼少期に口にした「グランドスラム」の夢に向かって第一歩をしるす。

 ◇金子 駆大(かねこ・こうた)2002年(平14)9月4日生まれ、名古屋市出身の23歳。3歳の時、祖母と練習場に行ったことがきっかけでゴルフを始める。高校3年時の20年プロテストに一発合格。22年下部ツアーで賞金ランク17位となり23年からツアー本格参戦。今年5月の関西オープンでツアー初優勝。1メートル77、83キロ。

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