【柔道GS東京】阿部詩が来年世界選手権の代表内定最速で決めた!日本勢対決制して5度目の優勝

[ 2025年12月6日 18:41 ]

柔道グランドスラム(GS)東京大会第1日 ( 2025年12月6日    柔道グランドスラム(GS)東京大会第1日 )

女子52キロ級決勝を制し優勝を果たした阿部詩(撮影・河野 光希)
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 男女計7階級が行われ、女子52キロ級は阿部詩(25=パーク24)が2年ぶり5度目の優勝を果たした。今年6月の世界選手権で優勝しているため、全日本柔道連盟の内規によって来年の世界選手権(来年10月、アゼルバイジャン・バクー)の代表に内定した。

 初戦(準々決勝)はナンディンエルデネ(モンゴル)と対戦し、得意の袖釣り込み腰で技ありのポイントを取って優勢勝ち。続く準決勝は、当大会昨年優勝の大森生純(25=JR東日本)との日本勢対決となった。4月の全日本選抜体重別選手権決勝で下しており、世界選手権でも同時派遣だった難敵。右からの大外刈りで先に有効を奪い、そのまま相手にポイントを取らせず退けた。決勝は、11月の講道館杯優勝の坪根菜々子(26=自衛隊)と対戦。試合開始から2分過ぎに右からの大外刈りで有効のポイントを奪い、優勢勝ちを収めた。

 準決勝、決勝と日本勢対決に勝利。最速で来年の世界選手権代表を勝ち取り、2028年ロサンゼルス五輪の代表選考レースで大きな差をつけた。大会前には「日本人選手4人出るので簡単には勝てない戦いになる。最後しっかり投げきる柔道をしたい」と話していた。来年の世界選手権まで10カ月。「時間が取れるので、心に余裕を持ちながらもっと自分のやりたいことができる。強くなるためにも、ここでひと踏ん張りしてしっかり勝ちきりたい」と早期内定を望んでおり、そのとおりの結果となった。

 2連覇を狙った昨夏のパリ五輪はまさかの2回戦敗退。絶望の日々を乗り越え、今年2月のGSバクー大会で復活優勝を果たすと4月の全日本選抜体重別選手権、6月の世界選手権でも優勝を飾った。2028年ロサンゼルス五輪へ向かう再出発の今年は「内容にこだわるよりも勝ちきることを意識してきた」という。2025年を無敗で締めくくり、3年後へ弾みをつけた。

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