【二所ノ関親方 真眼】大器・義ノ富士に見た「形」へのこだわり

[ 2025年11月15日 04:59 ]

大相撲九州場所6日目 ( 2025年11月14日    福岡国際センター )

<大相撲九州場所6日目>美ノ海(右手前)を寄り切りで破る義ノ富士(撮影・栗木 一考)
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 義ノ富士はデビューしてまだ1年半ですが、印象はだいぶ変わってきました。学生横綱にもなった大器も入門当時は「形」がないというか、何がしたいかがあまり伝わってこなかった。ところが最近は右四つの形へのこだわりを強く訴えているように見受けられます。美ノ海戦も彼の主張を強く感じました。相撲巧者相手に突っ張ってから右四つに組んで先に上手を奪えたのが勝因。右四つの形が確立されつつあり、自分のペースで相撲が取れている。場所を経験するごとに成長しています。

 今場所はしこ名を本名の草野から改めました。自分も新入幕で改名しましたが、「稀勢の里」と呼ばれるたびにしびれるものがありましたね。熊本出身でご当所場所。義ノ富士はいろんな意味でモチベーションが高いと思います。今後は上位との対戦も予想される中、“地の利”を生かして大暴れが期待できそうです。進歩が著しい右四つがどこまで通用するか。楽しみの方が多いです。(元横綱・稀勢の里)

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