【JDリーグ】上野由岐子130球10Kの力投「絶対に勝ちたいと思っていた」ビック高崎が戸田中央を下す

[ 2025年11月15日 14:51 ]

ソフトボールJDリーグ ダイヤモンドシリーズ準決勝   戸田中央 0―1 ビックカメラ高崎 ( 2025年11月15日    東京・ジャイアンツタウンスタジアム )

JDリーグプレーオフセミファイナルで先発したビックカメラ高崎の上野由岐子
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 女子ソフトボールJDリーグの年間覇者を懸けたダイヤモンドシリーズ準決勝が行われ、レギュラーシーズン東地区2位のビックカメラ高崎が1―0で同優勝の戸田中央を下して16日の決勝進出を決めた。ビックカメラ高崎のエース、上野由岐子投手(43)が7回無失点10奪三振の力投でチームを勝利へと導いた。

 最後の打者を空振り三振に仕留めると、上野は力強く右拳を握った。しびれる投手戦を制しての1―0での勝利。「リーグ戦で3敗していたので絶対に勝ちたいと思っていた。失点しなければ、みんなが点を取ってくれると。その結果、ゼロで抑えられたのは良かったと思う」と笑顔で振り返った。

 同じ日本代表の左腕、後藤希友(24)との投げ合い。後藤が初回に3者連続三振を奪った姿を見て、「クソって思った」と闘争心に火が付いた。直後に上野も3者連続三振。2回と4回に満塁のピンチを迎えるも、「力まない」と得点を許さなかった。「新旧交代になるかって感じですよね?私が負けたら」と笑いを誘いつつ、「もちろん背中を見せられるピッチングがれきればうれしい。だけど、試合なのでこっちも負けられない思いで投げた」。日本の絶対的エースとしての貫禄を示した。

 実業団入り25年目の大ベテラン。今季ここまで10勝を挙げ、ど真ん中でチームを引っ張ってきた。10日にプレーオフで130球を投げたばかり。中4日での登板だったが、あえて3日間はノースローにし、前日に軽く投球練習を行っただけ。「その方が、自分の中でベストパフォーマンスができると分かっていた」。これまでの経験値を活かした調整が、この日の130球完投につながった。

 大黒柱が、チームを決勝へと押し上げた。16日の決勝でトヨタ対豊田自動織機の勝者と対戦し、3季ぶりの頂点を目指す。 

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