【女子ゴルフ】横峯さくら「久しぶりで嬉しい」亭主関白で今季ベスト69 1打差暫定3位

[ 2025年8月8日 16:49 ]

女子ゴルフツアー 北海道meijiカップ 第1日 ( 2025年8月8日    北海道 札幌国際CC島松C=6624ヤード、パー72 )

<北海道meijiカップ初日>18番、グリーンでラインを読む横峯さくらとキャディーを務める夫の森川陽太郎氏(撮影・会津 智海)
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 雷雲接近による中断後、天候の回復が見込めないためサスペンデッドとなった。ツアー23勝の横峯さくら(39=エプソン)が3バーディー、ボギーなしの69をマークし、トップと1打差の暫定3位につけた。

 前半はチャンスを築くことができず我慢強くパーを並べた。最初にスコアが動いたのは13番。残り130ヤードから8Iで1メートルにぴたり。これでいい流れが生まれた。14番はグリーン右のラフから58度のウエッジで放り込み連続バーディー。16番は8メートルのロングパットをねじ込んだ。

 北海道meijiカップでは22年に1打差の2位に入ったことがある。「北海道はご飯がおいしいからかな」ととぼけるが、相性がいいのは間違いない。球が沈んでコンタクトが難しい洋芝で、アップダウンもあり、決して易しくないコースをボギーなしで回り「久しぶりで嬉しいです」とうなずいた。

 QTランク28位の出場資格で臨んだ今季は18試合で予選通過4回と苦闘が続いている。「最悪ですね」は本音だ。長いトンネルから抜け出すため試合がなかった前週、キャディーを務める夫の森川陽太郎氏と家族会議を開き、2人の主従関係を逆転させた。

 「私が7で夫が3のバランスでやっていたけど、それを10―0に替えて夫が権限を持つ。(自分は)イエスマンじゃないけど、そういうイメージ。私がチームを引っ張ってきて、これだけ成績が出ていない。チームの一番上が悪い。それを夫に替えて、成績が悪ければ夫が責任を取る」と横峯は説明した。

 森川氏はイタリアなどでプレー経験のある元サッカー選手でメンタルトレーナーの肩書きも持つ。14年の結婚後は横峯に助言を送り、キャディーを務めている。
 本格的なゴルフの経験はほとんどないものの「私よりも私のスイングのことは理解している」と全幅の信頼を置く夫にクラブセッティング、攻め方、ライン読みなどの主導権を託すことにした。あくまでコース内の話だが「かかあ天下」から「亭主関白」に180度変わった訳だ。
 この態勢刷新がうまく機能した。2日前の練習日には早速、森川氏が手腕を発揮。別の人から聞いたドローの打ち方をかみ砕いて伝授したところ「ずっと打ちたいのに打てなかったドローが急に打てるようになった」(横峯)という。
 新体制での初ラウンドとなったこの日も意見の食い違いがなかった訳ではないが「あれ?って思っては駄目。出しゃばった時は謝る」と横峯が飲み込んで今季自己最少スコアでホールアウトした。
 14年大王製紙エリエール・レディース以来11年ぶりのツアー24勝目も視界に入る好発進。「良かった。明日もしっかりアンダーパーで回りたいし、10―0でやることを徹底的にやりたい」。2日目以降も夫唱婦随で戦っていく。

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