元日大・川上らが新弟子検査受検 兄の元十両・竜虎、おじの元小結・浜ノ嶋超えが目標

[ 2025年7月7日 16:40 ]

名古屋場所の新弟子検査後、取材に応じる川上竜昌
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 大相撲名古屋場所(13日初日、IGアリーナ)の新弟子運動能力検査が7日、名古屋市内の病院であり、昨年の全国学生選手権8強で幕下最下位格付け出し資格を持つ日大出身の川上竜昌(22)が追手風部屋から受検した。尾上親方(元小結・浜ノ嶋)のおいで、21年秋場所で引退した元十両・竜虎(27)=尾上部屋=の弟。2022年の中学横綱で音羽山部屋から受検した西村和真(18)ら4人全員が身長1メートル67以上、体重67キロ以上の体格基準を満たした。内臓検査の結果を待ち、初日に合格者が発表される。

 「気合が入っている。(部屋の)先輩方を超えられるような強い力士になりたい」

 1メートル85、122キロだった川上が検査後、意気込みを語った。「十両まで上がってまずは超したい」。当面の目標に兄超えを掲げた。さらにはおじ・浜ノ嶋の最高位・小結についても「そこも超えます。稽古を死ぬほど頑張りたい」と語った。左足首のケガで昨年の全日本選手権に出場できず、プロ入りも遅れた。はやる気持ちを鎮めるように話した。

 大学時代までは吊り出しやうっちゃりを得意とした。ところが入門後、「周りの馬力に圧倒された。前まわしを拝み取って前へ出る相撲を意識してます」。兄の竜虎は右足首のケガに苦しみ23歳の若さで引退した。兄からの教えは「ケガをしないこと。損する」。ケガを未然に防ぐ意味でも、取り口の転換を図っている。

 しこ名は本名の「竜」に部屋の多くの力士が付ける「翔」で「竜翔」。下の名前は、自身と同じ日大相撲部出身の父・昌史さんと同学年の師匠が現役時代につけた「裕康」をもらったという。

 祖父で熊本県相撲連盟の理事長を務めた濱洲昌明さんが2月、88歳で亡くなった。「(プロでの)相撲を見たかった」。孫のプロデビューを楽しみにしていたそうで、5歳から相撲に取り組んだのもまずは祖父の影響。「おじいさんがいなかったらやってない」。両目を充血させて祖父の思い出を語った孫が、初土俵を待ちわびている。

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