倉林紅 3差5位浮上で史上9人目のアマV射程 馬場、入谷ら同世代活躍に刺激「負けてられない」

[ 2025年7月5日 04:30 ]

女子ゴルフツアー資生堂・JALレディース第2日 ( 2025年7月4日    神奈川県 戸塚CC西C(6766ヤード、パー72) )

<資生堂・JALレディース・2日目>18番、セカンドショットを放つ倉林紅(撮影・西尾 大助)
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 17位から出たアマチュアの倉林紅(こう、20=フリー)が3バーディー、1ボギーの70で回り、通算3アンダーで5位に浮上した。首位とは3打差。24年ワールド・サロンパス・カップの李暁松(イ・ヒョソン、韓国)以来、史上9人目のアマチュア優勝を目指して決勝ラウンドに臨む。吉本ここね(25=不二サッシ)が71で回り、通算6アンダーで単独首位を守った。

 20歳のアマチュア倉林が優勝戦線に浮上した。プロも手を焼くコースを2日連続アンダーパーで回り「最近調子が上がらなかったのでドライバーを替えたら結構良くて。それがスコアにつながったのかな」とはにかむ。新兵器でフェアウエーを捉えて好機を築き、5番で4メートル、9番で3メートルを沈めた。18番では4メートルの下りのスライスラインを読み切りバーディーで締めた。

 宮里藍ら多くのプロを輩出した東北高卒。正確なアイアンショットを武器にアマチュアの大会で実績を残してきた。プロテストは2年連続で失敗も、今年4月のオーガスタ・ナショナル女子アマに初出場。最終日まで勝ち残り男子メジャー大会マスターズの会場オーガスタ・ナショナルGCでプレーした。

 「プロテストに落ちてなかなか立ち直れなかったけど、オーガスタに出られたりいい経験ができた。プラスに変えて今年は合格したい」。悔しい回り道も前向きに考えて9月の2次プロテストに向けて力を蓄えている。

 米ツアーで戦う馬場咲希や日本ツアーで活躍中の入谷、菅らと同じ05年度生まれ。昨年のプロテストで練習ラウンドを一緒に行うなど特に仲が良い入谷が6月にツアー初優勝し「負けてられないという気持ちもあるし、自分にも優勝できる力があると強く思えた」と刺激を受けている。

 先輩の宮里藍らに続く史上9人目のアマチュア優勝も夢ではない。「自信を持ってプレーして、チャンスをしっかりものにできたら」。20歳になった6月29日には焼き鳥店でレモンサワーに初挑戦した。勝って祝杯を挙げる準備もできている。

 ▼66位・青木香奈子 外してはいけないところに外してパットが入らずだった。悔しい。パットとマネジメントが課題。(77と崩れて1打及ばず予選落ち)

 ▼82位・都玲華 1番から3パットしてしまった。パターを替えて(距離感が)うまく合わせられなかった。(初日から立て直せず76と崩れて予選落ち)

 ▽女子ゴルフの05年度生まれ世代 逸材がそろい、高校時代から期待されてきた世代。22年全米女子アマを制し、米ツアーで活躍する馬場咲希、6月のニチレイ・レディースで初優勝した入谷響、今季も上位での活躍が目立ち、メルセデスランク8位の菅楓華、同13位の荒木優奈、富士フイルム・スタジオアリス女子で2位に入った中村心らがいる。

 ◇倉林 紅(くらばやし・こう)2005年(平17)6月29日生まれ、宮城県出身の20歳。6歳でゴルフを始める。東北中学校選手権3連覇。東北ジュニア優勝3回。プロテストは23年2次敗退、24年は最終で5打及ばず不合格。今年4月のオーガスタナショナル女子アマ30位。得意クラブはショートアイアン。平均飛距離240ヤード。憧れはイ・ボミ。名前の由来は「紅一点」で「たくさんの中でキラリと光る存在になってほしい」との願いが込められている。1メートル63。

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