【リーグワン】埼玉・稲垣啓太が復帰戦で初のゲーム主将「任されて凄く光栄」34歳の“新境地”

[ 2025年4月12日 00:53 ]

NTTジャパンラグビーリーグワン1部第15節   埼玉53―33三重 ( 2025年4月11日    東京・秩父宮ラグビー場 )

<三重・埼玉>復帰戦でゲーム主将を務めた埼玉のPR稲垣啓太(右)
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 2位の埼玉が三重を53―33(前半19―19)で下して12勝目を挙げた。3トライ差以上の勝利で得られるボーナスポイントも獲得。勝ち点を60に伸ばした。

 前半8分、埼玉はFB野口竜司(29)のトライで先制。12―5で迎えた同21分には、CTB谷山隼大(23)のパスを受けたHO佐藤健次(22)が約20メートル快走してトライを決めた。最後は勢いよく飛び込み、雨で滑りやすくなった芝をスライディング。「前が空いていたので、行くと決めて強い意志を持ってやれた。雨で滑ったらトライになると思った」と笑顔で振り返った。その後、キックをうまく使ったトライを2本許して19―19の同点に。後半に入ると、FLベン・ガンター(27)の勝ち越しトライから埼玉は連続攻撃で点差を広げていった。同36分にSO山沢京平(26)がトライを決めて自らコンバージョンも成功させると53―26に。三重は終了間際にWTBテビタ・リー(30)のトライで一矢報いるも健闘及ばなかった。

 PR稲垣啓太(34)は2月9日のBL東京戦以来2カ月ぶりの復帰。前半40分間のみの出場だったが、ケガの不安を感じさせない動きを見せた。また、入団12年目で初めてのゲーム主将を拝命。ロビー・ディーンズ監督の狙い通り、チーム全員から尊敬される存在感や言葉の力は試合にも生かされた。佐藤健次や山沢京平ら若手選手からは「言葉に重みを感じた」「ストレートに言葉が入ってくる」などの声が上がった。稲垣自身は「まずは自分の仕事を行うこと。そういった姿勢を見せることはいつもと変わらない」と自然体を強調。平常心で主将の責務を全うした。

 関東学院大時代以来の「主将」だが、思い出したのは入団1年目の時のこと。「ロビー監督に“主将をやれと言われたらどうする?”と聞かれた。主将をやることで成長できるかなと思って“やりたいです”と答えた。それから10何年も経って、また勉強させてもらっている。主将を任されて凄く光栄でした」。2カ月ぶりの復帰戦を飾った34歳が“新境地”を開いた。

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