【中嶋常幸の快説オーガスタ】松山のショットは完ぺきに近い。5打差なら十分に逆転圏内だ

[ 2025年4月12日 16:35 ]

18番でパットのラインを読む松山(AP)
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 松山は6番パー3で3メートルのバーディーパットを決めても、その時点ではまだ先行きがどうなるか分からない感じだった。

 それが後半の出だしの得意ホールにしている10番で第2打を2・7メートルにつけてバーディーを奪い、好転する流れに乗った。

 ショットは完ぺきに近かった。前夜の雨でグリーンがウエットになり、ボールが止まりやすかったこともあって、2番パー5はほとんどアルバトロスじゃないかというくらいの精度。ただ、パッティングはどこか自信なさげだった。

 1番3メートル、4番2メートル、5番5メートル、そして7番の1・8メートルのパットは調子が良い時であれば入っていたはずだ。特に5、7番は難しいピンの位置だったにもかかわらず、切れのあるショットでチャンスにつけた。

 しかし5番はほんの少し届かず、7番も決めきれなかった。入らなかったのは100%の自信を持って打てなかったということだろう。

 ただ15番で3パットのボギーを叩いたが、後半のパットはだいぶ良い感じに変わっていた。

 予選ラウンドを終えて首位に5打差は十分に圏内だ。昨日も言ったが、松山はオーガスタの女神が描く初日の試練をくじけずに乗り越え、そのドラマの筋書きにちゃんと乗り始めているのではないか。

 一方で本命と見られているシェフラーは、波に乗れそうで乗りきれずに足踏みしている。

 オーガスタの5打差はあってないようなもの。特にアーメンコーナーから15、16番は大きくスコアが動く。アウトで4打差くらいならポンと追いつける。(プロゴルファー)

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