うっちゃりV好機到来!大の里 高安敗戦見届け、今場所一番の相撲披露 化粧まわし替えず、気持ち切り替え

[ 2025年3月23日 04:15 ]

大相撲春場所14日目 ( 2025年3月22日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所14日目>大栄翔(左)を攻める大の里は押し出しで勝利し3敗を守る (撮影・奥 調)
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 大関・大の里が関脇・大栄翔を会心の相撲で下し、3敗を守った。単独首位の平幕・高安が美ノ海に敗れたため、両者が首位に並んで千秋楽を迎える。4敗は平幕の美ノ海、時疾風、新入幕の安青錦の3人。千秋楽はトップの2人がともに勝てば優勝決定戦。両者が敗れた場合は4敗を守った力士を加えた最大5人の決定戦にもつれ込む可能性が浮上した。

 連敗を免れ勝ち名乗りを受ける大の里の表情が、少しだけ柔和になった。ホッと息をつき、内容に納得したようにうなずきながら土俵を下りると、支度部屋でも「昨日が良くない内容で、切り替えて来場所に向けて成績を残していこうと思った。良かった」と喜んだ。

 高安の敗戦は出番前の支度部屋で見届けた。周囲が騒然とするなか、しばらくテレビの画面にくぎ付けになっていたが、すぐに気合を入れ直し、今場所の一番の相撲を披露した。立ち合いは右のかち上げを選択。右差しがかなわないとみるや、おっつけで大栄翔の上体を起こし、体当たりで畳みかける。腕もよく伸びて豪快に押し出した。

 敗れた翌日は化粧まわしを替えることが多いが、この日は前日と同じ故郷津幡町から贈られたものを使用した。験を担がなかったが、気持ちの切り替えはしっかりと成功。八角理事長(元横綱・北勝海)も「大の里は恐れずにいった。左の喉輪が効いた」と評価した。

 諦めかけていた優勝に望みをつなぎ、高安と並走で千秋楽を迎える。大関初優勝へ。24歳の大器は「(優勝は)全く気にしていない。12番にするか11番にするかは自分次第」と自らを叱咤(しった)するかのように言葉を吐き出した。 (黒田 健司郎)

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