競歩・勝木隼人 日本選手権Vで世界陸上内定「センターポールに日の丸を掲げたい」

[ 2025年3月17日 04:10 ]

陸上日本選手権35キロ競歩 ( 2025年3月16日    石川県能美市 )

 日本選手権35キロ競歩の男子で優勝して世界選手権代表に決まり、笑顔の勝木隼人=石川県能美市
Photo By 共同

 16日に世界選手権東京大会(9月)の代表選考会を兼ねて行われ、男子は東京五輪50キロ代表の勝木隼人(34=自衛隊)が2時間24分38秒で制した。日本陸連が定める派遣設定記録(2時間26分0秒)を突破し、50キロで出場した19年大会以来の世界選手権代表に決定。2位の丸尾知司(33=愛知製鋼)も記録突破で前進した。女子は梅野倖子(22=順大)が2時間46分53秒で優勝。世界選手権の参加標準記録(2時間48分0秒)を突破して代表入りへ前進した。

 50キロを主戦場としてきた34歳のベテラン勝木が、得意の終盤に丸尾を振り切った。自己ベストを1分42秒塗り替える好記録で優勝。課題だった歩型の乱れも克服し「これで代表になれないわけがない、という練習をずっと積んできた」と得意げに笑った。

 代表選考会を兼ねた日本選手権は、昨年10月の35キロと今年2月の20キロで、いずれも歩型違反を取られた。厚底シューズの影響で後ろの足が早く上がる癖を修正。この日は警告なしで日本歴代4位の好タイムを出した。川野(旭化成)に次ぐ代表入りで、3大会ぶりの大舞台へ「センターポールに日の丸を掲げたい」と威勢良く言った。

 派遣設定記録を切って2位の丸尾も代表入りの可能性を残した。

【梅野 35キロ初挑戦で「うれしい」優勝】
 35キロ初挑戦の梅野が、トップでゴールテープを切った。目標にしていた世界選手権の参加標準記録を突破し「うれしいという気持ちになった瞬間に一気に力が抜けた」と振り返った。一昨年の世界選手権に20キロで出場。きょう17日が順大の卒業式で、今後は実業団選手として活動する。「4年間の集大成として、いい形で締めくくれた。タイムを上げる練習をして、35キロで頑張ってみたい」と気持ちを新たにした。

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