【二所ノ関親方 真眼】立ち合いで見えた豊昇龍の焦り 苦手意識あったか 引き出した高安が一枚上手

[ 2025年3月17日 04:25 ]

大相撲春場所8日目 ( 2025年3月16日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所所8日目>終始、高安(左)に攻められる豊昇龍は押し倒しで敗れ3敗目を喫す (撮影・奥 調)
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 注目の結び。勝敗を分けたポイントは立ち合いです。高安に中に入られたくない気持ちもあったのでしょうか。豊昇龍は速く当たりたいという焦りが見られました。体が伸びきっていたので、いい当たりに思えても圧力がかからない。上体も高くなって簡単に左を差された。立ち合いが中途半端。土俵際で腕をたぐっても、どっしり構えた高安には通用しません。横綱は苦手意識があったとはいえ、あんなに焦って立つ必要はあったのか。それを引き出した高安が一枚上手でした。

 高安は土俵下から見ても雰囲気がありました。相手に付き合うことなく、冷静に自分の相撲を取りきることに集中。久々に強さをアピールした一番でした。四つ相撲でこんなに腰の重い力士は上位には見当たりません。伏兵以上の存在として注目したいところです。

 大の里は攻め込めた分、はたきが決まった感じです。最近にしては出来は良さそうなので、しっかり1敗で並走してほしいものです。 (元横綱・稀勢の里)

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