【競泳】瀬戸大也 3大会連続五輪切符! 200M個メで滑り込み「夏は任せてください!」

[ 2024年3月23日 20:41 ]

競泳国際大会代表選考会第7日 ( 2024年3月23日    東京アクアティクスセンター )

<競泳パリ五輪代表選考会第7日目>男子200メートル個人メドレー決勝、パリ五輪代表が決まり寺川氏(左)の祝福を受ける瀬戸大也(撮影・西尾 大助)
Photo By スポニチ

 男子200メートル個人メドレー決勝に出場した瀬戸大也(29=CHARIS&Co.)が派遣標準記録1分57秒51を上回って1分56秒87で、3大会連続となる五輪代表に内定した。

 本命種目400メートル個人メドレーと、200メートルバタフライで代表権を逃し、この種目の決勝で派遣標準記録を上回り、2位以内に入れなければ3大会連続の五輪出場の可能性が消滅となる崖っぷち。厳しい状況の中、切符をつかんだ。

 瀬戸はレース後、「素直に、まずは応援ありがとうございましたと。最後の最後のレースまで待ってくださって。400でコケてしまって、まずいなと思ったんですが、練習はしていたし、やることはやっていた。五輪に向けて上がって来る通過点でなかなかしっかり決められなかったので。でもここは絶対に通過しなきゃいけないので…夏は任せてください!頑張ります」とたくましい一言。

 「プレッシャーはもうないですね。小さい頃からずっとやってきて自分の土俵。思い描くレースをするだけだった。夏は得意なので任せてほしい」と語った。

 「泳ぐたびに良くなった。環境も年明けからオーストラリアに移って。短い期間でしたけれど、落ち着いて、キャリアもあるし、自分信じて最後やれることやった。1分56秒で泳げたので3月はこのくらいのタイムで勘弁してほしいっす」と苦笑い。

 若手が台頭する中「自分の大好きな個人メドレーで若手選手が伸びてきているのがうれしい。(萩野)公介と一緒にずっと一緒に戦ってきた種目。僕が引っ張っていって。現役なので、後輩たちに引き継いでいきたい。まだまだ最前線で戦いたい。この位置は譲れない。でも、うかうかしてられないです。頑張ります」と語った。

 パリに向け「持ち味である、前半からいくというのが400でもできてない。2019年、20年のベストを塗り替えることが目標。200メートルはメダル獲得と、自己ベスト更新を狙いたい」と意気込んだ。

 瀬戸は、世界選手権では金4個を含む通算10個のメダルを獲得しているが、五輪では16年リオデジャネイロ五輪で手にした銅1個のみだった。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2024年3月23日のニュース