坂本花織「うれしい」号泣3連覇!世界選手権女子56年ぶり快挙 SP4位から意地のフリーで逆転

[ 2024年3月23日 11:10 ]

フィギュアスケート世界選手権第3日 ( 2024年3月22日    カナダ・モントリオール )

<世界フィギュア女子フリー>会心演技の坂本花織は号泣しながら立ち上がる(撮影・長久保 豊)
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 女子フリーが行われ、SP4位の坂本花織(シスメックス)は149・67点をマークし、合計222・96点で逆転優勝した。女子では56年ぶりとなる3連覇を達成した。

 冒頭のダブルアクセル(2回転半)から3回転ルッツ、3回転サルコーと着氷。フリップ―トーループの連続3回転、ダブルアクセル―3回転トーループ―2回転トーループの3連続ジャンプなども降りる。ラストの3回転ループまで全てのジャンプを着氷。ノーミスで滑りきると、そのまま氷にひざまずいて涙を流した。

 「SP4位でちょっと焦ったけど、いい緊張感でできた。今、この結果をうれしいなと受け止めています」

 優勝後のインタビューで笑顔を見せた坂本。今季自己ベスト(151・00点)に迫るスコアを叩き出した演技には、直後に中野園子コーチもガッツポーズした。

 女子での3連覇は66~68年のペギー・フレミング(米国)以来となる56年ぶり。3度目の優勝は、日本勢で浅田真央に並ぶ最多タイとなった。来季は56~59年のキャロル・ヘイス(米国)以来の4連覇がかかる。

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