ベテラン鈴木聡美 2種目目の五輪切符「かなり大きな収穫 現状で100点」

[ 2024年3月23日 04:44 ]

競泳 バリ五輪代表選考会 ( 2024年3月22日    東京アクアティクスセンター )

女子200メートル平泳ぎ決勝、五輪内定しガッツポーズの鈴木聡美(撮影・西尾 大助)
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 33歳のベテラン鈴木聡美(33=ミキハウス)が2分23秒09で制して100メートル平泳ぎに続く代表入り。鈴木が、21歳で初出場し3つのメダルを獲得したロンドン五輪で銀だった200メートル平泳ぎでも代表入り。序盤から先頭を譲らず、100メートルとの2種目でパリ行きを決め「かなり大きな収穫。現状で100点」と会心のレースを振り返った。

 東京五輪代表から外れ、体力的な問題から近年は主に50メートルに取り組んだ。200メートルに再び本格的に取り組み始めたのは、昨秋の杭州アジア大会後だが、約半年間で培った持久力を発揮した。

 直前のレースで入江が落選。「一緒に行きたかったという思いと、最後まで積極的なレースを見せてもらい、やっぱり凄いと思った」と力をもらい、自身の泳ぎにつなげた本番に向けては「また人一倍の練習をすると思うと怖いが、覚悟を持っていく」と決意。その先に、12年ぶりのメダルがある。

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