【競泳】瀬戸大也が200個メで五輪切符獲得 「400も泳ぎたい」400個メ出場も熱望

[ 2024年3月23日 21:31 ]

競泳国際大会代表選考会第7日 ( 2024年3月23日    東京アクアティクスセンター )

<競泳パリ五輪代表選考会第7日目>男子200メートル個人メドレー決勝、パリ五輪代表が決まり寺川氏(左)の祝福を受ける瀬戸大也(撮影・西尾 大助)
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 日本競泳界の第一人者、瀬戸大也(29=CHARIS&Co.)が3大会連続の五輪出場決めた。男子200メートル個人メドレー決勝を派遣標準記録を上回る1分56秒87で制し、パリ切符を獲得。本命種目400メートル個人メドレーで代表権を逃して崖っ縁に立ったが、最後のチャンスを生かした。

 レース後はパリ本番で400メートル個人メドレーの出場を熱望。決勝は派遣標準記録に届かなかったものの4分10秒84と3月にしては上々のタイムを泳いでおり「自分としてはパリ五輪で400メートルも泳ぎたい。水泳連盟の方針に従うだけだが、もし泳がせてもらえて、そこでメダルを獲ったら“あれっ”てなると思う。400メートルも泳ぎたいっす」と出場を直訴する可能性を示唆した。

 過去には日本水連が五輪出場権を獲得した種目にプラスになると判断して、派遣標準記録を突破していない種目への出場を許可した例はある。五輪本番の日程は400メートル個人メドレーが7月28、29日で、200メートル個人メドレーは8月1、2日。レースを重ねることで調子を上げる瀬戸にとって中2日ある2種目に出場することは理想的といえるだけに、今後の展開が注目される。

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