大橋悠依 3月のパリ五輪代表選考会での4個メ出場を明言「最終日まで耐えられるメンタルがない」

[ 2024年2月17日 16:26 ]

競泳コナミ・オープン ( 2024年2月17日    東京アクアティクスセンター )

大橋悠依
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 21年東京五輪女子個人メドレー2冠の大橋悠依(28=イトマン東進)が3月のパリ五輪日本代表選考会(17~24日)で400メートル個人メドレーにエントリーしたことを明かした。「200(メートル個人メドレー)に絞ろうと思っていたんですけど、200(の決勝)が最終日なので、周りがどんどん(五輪代表に)決まっていく中で、自分が最終日まで決まってないのは嫌な感じがあるというか。それに耐えられるメンタルが自分にないのは自分が一番分かっている。選考会に出るからには代表権を取りにいくつもり」と語った。

 東京五輪後は心身の負担の大きい400メートル個人メドレーを回避。200メートル個人メドレーに専念したが、昨秋から400メートルの練習を再開した。その時点で大会3日目に女子400メートル個人メドレーが大会3日目、200メートル個人メドレー決勝が大会最終日の8日目が実施される日本代表選考会の日程も確認。エントリーする覚悟を固めて、冬場の練習を積んできた。

 抵抗の少ない大きな泳ぎは400メートルの方が生きる傾向があり「2個メでは力を込めた分だけのタイムが上がらない感覚がある。そういう部分では4個メで泳ぎをつくって、そこから軽く力を入れる方が向いているのかなと思います」と分析。報道陣から「4個メの方がしっくり来る?」と問われると「残念ながら」と笑った。

 この日は女子400メートル個人メドレーに出場して、4分40秒53で3位。前半をトップで折り返す積極的なレースを見せ「勇気を出して前半からいったら死にました」と振り返った。

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